女性で単独釣行をしている方は少ないですが、その珍しい単独釣行を好んでいる私から、女性の単独釣行のメリットとリスクについてお伝えします。リスクを理解し、最低限の対策を行なった上で安全に単独釣行を楽しむきっかけになったら嬉しいです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永田美紀)
私が単独釣行を選んだ理由
私は女性としては珍しい単独釣行が好きなアングラーです。一人で寂しくない?怖くない?とよく聞かれますが、寂しい時もあるし怖いと思ったこともあります。だけど、楽しさの方が勝るのです。
釣りを始めようと思った時に、私の周りには釣りをしている人がほとんどいなかったので、どうしても釣りがしたい!と思い、初めてのショア釣行から一人で行きました。最初は不安だらけ分からないことだらけでしたが、少しずつ回数をこなすごとに気楽さにハマりました。4年以上、単独釣行を続けてきた中で感じたメリットやリスクをお伝えしたいと思います。
単独釣行のメリット
メリットと考えると実は少ないかもしれません。
人に気を使うことなく自由に行動できる
私の中の最大のメリットです。釣り場を移動するのも、休憩するのも、トイレに行くのも、寝るのも、釣りやめて帰るのも自分で決めて自由に動ける。これがとても気楽でやめられません。
人に気を使わせなくていい
一緒に釣りに行った方に気を使わせてしまっていることも多々あります。中年女性ということもあり、体力的にも若い人には追いつかないし、トイレの回数も多いし、私の事故を心配して一緒に行った方も好きな釣り場に行けないなどなど。釣り仲間と一緒に釣りをするのはとても楽しいのですが、毎回こんな感じで気を使わせてしまうのは気が引けます。
単独釣行のリスク
単独釣行をするのはリスクが多いと思います。女性の単独釣行をする方が少ないのはこの辺が理由かもしれません。海は危険がいっぱいです。
事故
落水や転倒による怪我。私は落水も転倒による怪我もしましたが、偶然にもその時は一人ではなかったので助かりました。一人だったらと想像すると恐怖です。これは、女性、男性関係なく怖いですね。
スマホの電波が届かない場所もある
もしもの時に、電話が通じなかったら……転倒して足を怪我して歩けなくなったらなど考えるとゾーッとします。
女性は狙われやすい
私は経験はありませんが、男性にじーっと見られてた、急に背後から声をかけられて驚いたなどの話を聞きます。夜なんかだと特に怖いですね。
単独釣行のリスク対策
私が実践しているリスク対策です。
1.足場のいい場所で釣りをする
2.高い堤防、細い犬走りなどでは座る
3.夜は常夜灯がある場所を選ぶ
4.スマホの電波が届く場所を選ぶ
5.ライフジャケットは必ず着用、滑りにくい靴を履く
6.テトラ帯や地磯には夜は行かない(昼間でも一人では行かない)