近年ショアジギングの人気が右肩上がりである。堤防などの身近な場所から青物が狙える手軽さと、あの強烈な引きが人気の要因であろう。しかし、道具の価格高騰が続く現状においては、この釣りを始めるには少々ハードルが高いイメージがある。今回はショアジギングにおける釣り道具コストカット術を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古川竜也)
100均商品の購入
近頃100均に釣具があり、実際に使える商品が100円で売られている。100均にあるショアジギングに使える商品を紹介しよう。
メタルジグ
まずはメタルジグだ。100均釣具の中では比較的有名な商品である。メタルジグは基本的にはキャストし、ボトムまで沈めてからアクションさせることが多い。時には何度も底を取るため、根掛かりが付き物の釣りである。根掛かりが頻発する場所においてショアジギングをする際には、高価なメタルジグではもたないため、ここで100均のメタルジグが活躍する。
基本的なラインナップとしては、18g、28g、40gがあり、ライトショアジギングを存分に楽しめるウェイトが揃っている。また、カラーラインナップも充実しており、定番のブルピンからグローカラーまで揃っている。コーティングもしっかりしており、100円とは思えないクオリティーだ。一度試してみてほしい。
ライト
100均にはヘッドライトも売られている。マヅメ時に釣行することの多いショアジギングでは、ヘッドライトは必須といえるだろう。特に足場の悪い場所でのショアジギングをする方で、ヘッドライトを持っていない方には即購入していただきたい。
ケミカルライト
ケミカルライトも100均に売られている。100均のケミカルライトは、市販のものと比較すると若干暗いが、全然問題なく使えるレベルのため、筆者もナイトゲームでタチウオなどを狙う際にはとても重宝している。サイズにもよるが、釣具屋で販売されているものの半額以下で購入可能である。消耗品のため、ナイトゲームによく行かれる方にはオススメだ。
釣り用ではないもので代用
続いては、釣り用ではないものを流用する方法。釣具店で高くても他の場所なら同じようなものが安く手に入るかも?
手袋
ロックショアでのショアジギングや、冬の時期のショアジギングでは手袋を使用する機会が多い。釣り用として販売されている手袋はあるが、比較的高価なものが多い。そこまで手袋を重要視しない方には、ホームセンターなどで販売されている手袋がオススメである。人差し指と中指の先端が出るようにカットされた手袋から、防水の手袋まで多くの種類の手袋を取り扱っている。
蓄光シール
蓄光シールはメタルジグに貼り付けるパーツである。グローカラーのメタルジグは販売されているが、商品が限られており、安価なメタルジグにはグローカラーがない場合が多い。安価なメタルジグをグローカラーに自作するために、ホームセンター等で売っている蓄光シールをメタルジグに貼り付け、セルロースセメントでコーティングするとグローカラーとして使えるメタルジグとなる。