釣行前日、夕食時に父親から「明朝はどこへ釣行するんだ」と質問があり、迷っていたが、「衣浦がいい」の一言で12月10日は愛知県の衣浦海底トンネル西側に決定した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
75cm良型スズキ浮上!
さあ後半戦だ。潮はじわじわと高くなってきた。虫エサも残っているので房掛けにすると、海面にいたはずのウキがなくなりイトが一気に張った。マダカ独特の引きの再開。先の獲物に比べて小ぶりだが立派なマダカが落とし網に入った。
残りのテナガエビと大きめのモエビで勝負する。何度も同じ場所へ仕掛けを投げ込んでいると、ウキが海面に立ったと同時に消し込み、本日最後の大物との戦いが始まる。疲れてきたせいか、本日の獲物の中で一番逃げるスピードが速いような気がしたが、なんとか仕留めることができた。
その後、高砂屋へ移動して大将の検寸で75cmのスズキと分かり、記念に魚拓を取ってもらった。
刺し身ほか絶品料理を堪能
帰宅途中、春日井市の加藤君に75cmのスズキをクリスマスプレゼント。2人のお嬢様も調理に参加したとのことで、成長期の子供たちに食べてもらえることは釣り師として何よりの喜びだ。
わが家の昼食はキビレの刺し身とあら煮と卵の煮付け、夕食はスズキの潮汁とキビレ・スズキのカマの塩焼きが冷酒のツマミになった。スズキの白子の煮付けは期待を裏切らないおいしさ。前日の父親の言葉が大正解だったと家族でカンパーイ。楽しい宴となった。
料亭佳代ちゃん1年間ありがとう、また来年もよろしくね。
<週刊つりニュース中部版APC・永井博文/TSURINEWS編>
衣浦港