消耗品である釣りイト。近年は高性能なラインがリリースされており、アングラーの選択肢も増加傾向にあります。しかし高機能、高耐久化に伴い価格も上がっているのも事実です。今回はラインを節約するための術を"PEライン"にフォーカスして書いていきたいと思います。高性能化が進むPEライン。具体的に何が進化しているのでしょうか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター川上克利)
使い古したPEラインの有効活用術
最後に使い古したPEラインを有効に活用する方法をいくつか紹介したいと思います。まずはジギングのアシストフック作成です。筆者の場合はPEラインの0.8号前後を活用して自作のアシストフックを作成します。極端に太いPEラインでなければ使用可能ですし、アシストフック購入のコスト削減という意味でもオススメしたい方法です。
フロッグのチューニング
次にバス用、雷魚用フロッグのチューニングです。フロッグの皮ズレ防止にアイ部分を固定する際、PEラインが活躍します。
また、雷魚用フロッグの組み立ての際にもシンカーの固定や金具の補強などに使用できるため、PEラインは何かと便利なアイテムなのです。極端に細いラインでなければ大丈夫なので、使い古したPEラインもいざという時のために取っておくのもいいかもしれません。
ロッドのスレッドに使う
最後は破損したロッドの応急的なスレッドとして使う方法です。ガイドを固定するために巻いてある糸のことを「スレッド」と呼ぶのですが、スレッドを持っているアングラーは少ないかと思います。
ロッドのガイドが取れた時なんかはPEラインを巻いて固定し、その上から瞬間接着剤などを垂らすことで応急的な処置をする事ができます。PEの1号前後が最も使いやすいので、お守りがわりに車に積んでおくと良いでしょう。
経済的に楽しもう
いかがでしたか?使用するラインは新しいものである事に越したことはないですが、経済的に無理をしない事も釣りを楽しむ上では非常に重要です。使い古したラインも役に立つ事があるので、すぐに捨てずに取っておくのも良いかもしれません。
<川上克利/TSURINEWSライター>