伊勢湾周辺では、夏から初冬にかけての風物詩となりつつあるタチウオ釣りが本格シーズンを迎えている。初秋を迎えるころ、指2~3本クラスの中~小型クラスがエサ釣りのメインターゲットとなり、釣り人を楽しませてくれる。またこのサイズが多いこの時期は比較的簡単に釣れ、初心者が入門するには絶好のシーズンと言える。今回はシーズン最盛期に突入したタチウオのエサ釣りについて解説しよう。
アワセ
そしてエサの種類によって違いはあるが、アタリがあったら基本的には前アタリでじっくり食わせ、本アタリや重みを感じたらしっかりアワセを入れよう。
また食いがいい場合や生きエサを使用する場合は、前アタリがなくいきなり本アタリのケースもあるので、その場合はあまり待ち過ぎず、早めにアワセを入れよう。
ファイトと取り込み
ファイトはタチウオ独特の強烈の引きと、バレたかと思わせるような食い上げがあるので、重みがかかるまで一気に巻き上げよう。
またタチウオは歯が非常に鋭く、気をつけないとかまれて大ケガをする。
釣り上げてからの処置は細心の注意を払おう。私の場合ハリを外す前に絞めてしまい、動かなくなってからハリを外すようにしている。
おいしく食べれる
タチウオは食べても非常においしいので、しっかり血抜きをして鮮度のいい状態で持ち帰ることをお勧めする。
調理方法は刺し身、そして皮側だけを焼いたタタキ、塩焼きなど基本的には何にしてもおいしい。ちなみに私の最近のお気に入りは西京焼きと唐揚げだ。
皆さんも調理法にさまざまな工夫をして、おいしく食べてほしい。
いかがだったでしょうか?これからハイシーズンになるタチウオ。友人やご家族と一緒に釣って、食べてみてはいかがでしょうか?
<週刊つりニュース中部版 内藤政弘/TSURINEWS編>