清水港を釣りのホームグラウンドにしている筆者。釣り場で接することの多い港湾作業関係者には大きな感謝をいだいているようです。釣り場トラブルが全国各地で続出している今だからこそ伝えたい「ありがとう」を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
国際貿易港の清水港
筆者のホームグラウンド「清水港」では、国際貿易港らしい釣り場環境が広がっています。釣り場にいるのはアングラーだけでなく港湾作業に従事する作業員の方々も多く見られます。筆者が釣りを始めた小学生時代からかわらない日常風景で、自然と港で働く作業員や関係者への敬意を持って釣りをする心構えが育まれました。
釣りをさせてもらう
このような環境で釣りをする際に大切なものが「仕事場で釣りをさせてもらう」意識です。仮に自分の職場や作業場に仕事と全く関係の無い人がウロウロしていたら……と想像してみて下さい。作業の邪魔や支障になる行動をしないのは当然で、もし作業員の方々から指示があれば必ず従います。釣り場のマナーと併せて釣り場で働く方々への感謝と配慮の気持ちが大切です。
作業員と釣り人のいい関係性
筆者がよく訪れる複数の場所ではそれぞれ親しい作業員の方も多く、休憩中には作業員から話しかけてくれることも。釣りをしながら駄弁ることもあれば、日頃のお礼に釣った魚を渡すときもあります。日頃からほかの常連さんとの関わりもあって、釣り人と作業員の間でいい関係を構築しているため、マナー意識やモラルは高く、結果的に釣り場の維持にも繋がっています。