釣友3人で東伊豆千とせ丸をチャーターして、船五目釣りに出かけた。前半は寒イサキ釣り、後半はアマダイ五目釣りといずれも堪能した釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
魚種豊富な東伊豆エリア
東伊豆で12月といえば例年ならば初島周辺のキンメダイが解禁になる時期で3月末までキンメ釣りが楽しめるのだが、一昨年昨年と遊漁も漁業も2年連続の禁漁。理由はキンメダイの個体数減少による資源保護のためだ。今年こそはとキンメダイ解禁に胸躍らせ早めに予約を入れておいたのだが、個体数の回復が未だ思わしくないらしく3年連続の禁漁が決定されてしまった。
それならと次のターゲットとして考えていたのはこちらも美味なクロムツなのだが、こちらは禁漁ではないものの釣況が芳しくないという。それでも魚種多彩な東伊豆エリア。千とせ丸・藤間船長のガイドにより久々に再会した釣り仲間3人で五目釣りを楽しんだ。
ちとせ丸に乗船
12月上旬の週末、筆者、寺さん、大ちゃんの3人は朝5時30分に東伊豆の戸又港に集合し、ちとせ丸に乗船。いつもお世話になっているちとせ丸はチャーター専門の遊漁船。チャーターとはいえ料金設定がリーズナブルなので3人集まれば乗合船並みの金額で利用することができる。人気船のため土日や祝日は早めの予約をおすすめしたい。
前半は寒イサキ五目釣り
この日の天気、朝方こそ冷え込んだものの日が昇ると徐々に気温が上がり、12月とはいえ日中は20℃近くなり暑いくらいだった。風はやや強めだが気になるほどではなく、波は穏やかで船の揺れも小さく快適だった。
ポイントに向かう船上では3月の同船での釣り以来半年以上ぶりに再会した大ちゃんと近況などを話し合った。とはいってもメインは釣りの近況だが笑。
ゲストも続々
前半、筆者のリクエストもあり、寒イサキ五目。ポイントを転々としながら40~70mラインで船長の指示ダナを狙う。気軽に楽しもうと思ってはいても、ついつい本気になってしまうのが釣り人の習性(サガ)。開始早々からアタリも多く、全員真剣モードに突入。みなイサキの顔を見たほか、赤イサキ、シキシマハナダイ、キントキ、寒サバなど追加し順調に五目は達成。ほかにウスメバルも登場した。