釣友3人で東伊豆千とせ丸をチャーターして、船五目釣りに出かけた。前半は寒イサキ釣り、後半はアマダイ五目釣りといずれも堪能した釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
後半はアマダイ五目釣り
後半は水深140m前後の深場のポイントに移動しアマダイ五目にチャレンジしてみた。ちとせ丸ではアマダイもコマセ仕掛けで狙う。前半と同じ釣竿、リールのままで、仕掛けだけアマダイ用の物に変更した。
コマセの量はごく少量でよいという。タナは海底ギリギリ。筆者は、コマセが多すぎたのか、タナがズレていたのか、はたまた仕掛けのチョイスが悪かったのか、アマダイ釣りは思うようにはいかず、上がってくるのはレンコダイとサバばかり。
船中メダイにアマダイ顔出し
この日絶好調だったのは大ちゃん。前半のイサキ五目では本命以外にゲストで65cm3kg級の良型メダイをキャッチしたほか、キントキの良型も釣り上げ、後半のアマダイも3匹釣り上げた。数・型とも大ちゃんの独壇場となった。とはいえ3人とも十分なお土産は確保して、あっという間に約5時間の楽しい釣行を終えた。
釣り仲間はバレない
これは全くの余談になるが、筆者と寺さんと大ちゃんは数年前までは同じ会社にいたのだが、今はみな会社も住む地域も三者三様だ。それでも、こうしてときどき各地から東伊豆ちとせ丸に集う関係が続いている。とくに約束している訳でもないのに不思議なものだ。
筆者はときどき思い出す言葉がある。それは、日本を代表するワインソムリエであり、釣り好きとしても知られる某氏がテレビの釣り番組で言っていた言葉だ。「仕事の仲間はバレることはあっても、釣りの仲間はバレない」と。確かに。筆者と寺さんと大ちゃんも約束せずともまた東伊豆ちとせ丸に集うことであろう。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>