船釣り愛好家が伝えたい【遠征先離島の遊漁船の船長さんに「ありがとう」】

船釣り愛好家が伝えたい【遠征先離島の遊漁船の船長さんに「ありがとう」】

年の瀬も押しせまり、今年も船釣りに明け暮れた筆者としては、安全に楽しく船釣りをさせていただいた多くの遊漁船の船長さんたちにこの場をお借りして感謝の気持ちをお伝えしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

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宮崎逝之介

メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。

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遊漁船の船長は人柄が大事?

筆者は船舶免許も持たず、もちろん船も持っていないので船釣りに興じることができるのは何と言っても遊漁船の船長さんたちのおかげである。思えば、近頃は本当に親切で丁寧な対応をしてくださる船長さんが多くなったと実感する。ひと昔前のイメージとはだいぶ様がわりしてきたように思う。

釣り人をちゃんとお客様として待遇し、安全で楽しい時間を提供しようとしてくれる船長が随分増えたように思う。心から「釣らせてあげたい」という気持ちが伝わる船長も多い。おかげさまで筆者も良い船長にばかり巡り合うことができ、いつも安全で楽しい釣り時間を過ごさせていただいている。

具体的な船名や船長の名前を挙げるのは控えさせていただくが、筆者の過去の釣行記事から推察いただければ幸いである。俗に「ラーメンは鶏ガラ、豚ガラ、最後に人柄」(笑)などというが、釣り船も同様で最後は船長の人柄ではないかと筆者は思う。極論をいえば釣れるかどうかは二の次だ。

船釣り愛好家が伝えたい【遠征先離島の遊漁船の船長さんに「ありがとう」】遊漁船(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

遠征先の船長

そんな中でも特に頭が下がるのは遠征先でお世話になっている船長さんたちだ。筆者は毎年何回か釣友と離島遠征をしている。遠征先では船長さんたちにいつも本当にいろいろとお世話になっている。

それは船上での釣行時だけに限った話ではない。たとえば、空港や港や宿泊施設までの送り迎え。釣竿・タックル類など先送り荷物の受け取り。釣行後の荷物や釣魚の宅配の手配。あるいは船上での魚の血抜きや解体。釣った魚を保管するための発泡スチロールや氷類の調達。ある島では宿の手配までしていただいたこともあった。

船釣り愛好家が伝えたい【遠征先離島の遊漁船の船長さんに「ありがとう」】宅配の手配もしてくれる?(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

島内観光まで

天候が悪く出船できない日などは島内観光に連れてってくれたり、日帰り入浴施設に案内してくれたり。船は出られなくてもせっかく来たのだからと、陸っぱりでエギングやプラッギングのガイドをしてくださったりと、本当に挙げればきりがないが、旅行代理店の添乗員も顔負けのお世話ぶりなのである。

こんな記事を書いていると改めて感謝してもしきれないと思う。今では離島遠征で船長と再会すること自体も楽しみのひとつになっているくらいだ。

船釣り愛好家が伝えたい【遠征先離島の遊漁船の船長さんに「ありがとう」】観光で船長に連れて行ってもらった五島の教会(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

船長たちの意外な共通点

余談だが、筆者が遠征先でお世話になっている何人かの船長さんたちには、ある共通点がある。それはもともとその島で生まれ育った訳ではなく、島外から移住してきて遊漁を営んでいるという点だ。おそらく、それほどまでに強く釣りを通じてその島の魅力に惹かれたのだと思う。

そしてそんな移住船長さんたちは、遊漁やそれ以外のことを通じて自分たちなりにお世話になっているその地域に貢献したいという思いもが強いように思う。移住した船長が遊漁を営んでいるおかげで、筆者のような釣り人が、島を訪れ、宿に宿泊し、飲食店で食事をし、その島の経済にほんのわずかでも貢献できていると考えるとこちらとしても有意義だし、そんなこともあって、筆者は離島遠征の際は遊漁をさせていただく離島の宿泊施設に泊まることを基本にしている。

船釣り愛好家が伝えたい【遠征先離島の遊漁船の船長さんに「ありがとう」】離島の朝焼け(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

ありがとう

やや話は脱線してしまったが、遠征先・近海含めてこれまで乗船させていただいた遊漁船の船長さんたちにあらためて感謝申し上げたい。今年も安全に楽しい船釣りをさせていただき本当にありがとうございました。

<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>