今回は、カヤックフィッシングに役立つ100均アイテムの中から、「ネット」と名前のつくものに絞って3つご紹介します。3つ買っても330円(税込)ですが、自信をもってオススメできるコスパ抜群の商品です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福永正博)
アウトドア用ドライネット
カヤックフィッシングは、カヤック本体とパドル以外にもいろいろなものを使います。魚探関連やロッドホルダー、細かいものではフィッシュグリップやフックリムーバーなどなど。魚が釣れても釣れなくても、一旦海に漕ぎ出した以上、塩水をかぶった道具は洗って乾かす必要があります。これがなかなか面倒な作業。
まるごと洗って乾かせる
そこでオススメするのが、アウトドア用ドライネット。
釣り人目線だと魚の干物を作るネットのように見えますが、本来はキャンプなどで食器類を乾かすための商品です。
筆者はこれにその日使った小物類を入れて持ち帰り、そのまま水の中でジャブジャブ洗います。その後は、ネットごと吊るして乾燥。
以前の一つずつ洗って乾かしていた頃に比べると、格段に片づけが楽になり時短にもなりました。次回釣りに行く時も、車内に放りこむだけ。かなりオススメです。
自転車かご用ネット
上記のように、カヤックフィッシングは使う道具や備品が多く、車で運ぶときは収納方法に悩むことが多いです。荷室の小さな軽自動車や小型車ならばなおさら。そこで逆転の発想、「車内ではなく車外(カヤック)に積む」という選択肢もあります。
筆者は、車中泊をするため車内の荷物を減らしたい場合や、ワンピースのロッドがどうしても中に入らない場合などは、ルーフに積んだカヤックにネットで固定しています。
ただし、しっかり固定しておかないと走行時に脱落する可能性があるので、十分注意しましょう。
観賞魚用 すくいネット
一見すると、泳がせ釣りに使うアジでもすくうのかと思われるかもしれません。しかし、筆者はこれを「海上浮遊ゴミ回収ネット」として使っています。
悲しいことに、カヤックで沖に出ると結構な数のプラスチックごみが海に漂っています。手を伸ばして直接ごみを拾うのはバランスを崩しやすく、かといってわざわざランディングネットを出すのも……。
そんなときに、このすくいネットがちょうど良い!
オススメの理由
・網目が細かいので、ビニールの切れ端なども逃すことなくキャッチ。
・柄が長いので、カヤック上でバランスを崩す不安が少ない。
・軽くてかさばらずどこにでも置いておけるので、ごみを見つけた瞬間サッとすくえて気軽。それが面倒に思う気持ちを減らす。
・ごみを拾わなかった後ろめたさが無くなる。
カヤックアングラーから海をきれいに
カヤックは海面と非常に近く、もっとも海上ごみを拾いやすい存在といえるでしょう。カヤックフィッシングをする人にオススメというより、ぜひ使ってほしい商品ですね。
100均アイテムを活用しよう
今回は、カヤックフィッシングをしていて見つけた100均アイテムを3つご紹介しました。物価がどんどん上昇している世の中で、100均ショップは強い味方ですよね。みなさんも自分の釣りに使える100均アイテムを見つけてみてください!
<福永正博/TSURINEWSライター>