一庫大路次川の渓流解禁釣行 ミャク釣りでニジマス&アマゴの爆釣満喫

一庫大路次川の渓流解禁釣行 ミャク釣りでニジマス&アマゴの爆釣満喫

12月3日、渓流解禁となった猪名川水系・一庫大路次川を訪れてみた。解禁日とあって魚影は濃厚、前半は下流でニジマス、後半は上流部でアマゴの爆釣を楽しんだ当日の模様をリポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)

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森雨魚

魅惑的な渓流魚や美しいアユとの出会い。そして、釣り人の一生懸命を皆さんにお伝えさえて頂きます。

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渓流釣り 淡水の釣り

上流のポイントにアマゴの群れ!

上流部は、意外に釣り人も少なく、ゆったりと釣りができそうだ。綺麗に仕切られた4段になった釣りエリアが広がる。上流から2段目のポイントでサオを振ってみることにした。

3か所の流れの筋が入ったこのポイントは、水深は浅く、やや広がりがあり、ルアー、テンカラ、フライの釣りにはもってこいのフィールドである。

手前筋の流れから早速、探ってみると、ここでもニジマスが連発する。2筋目の流れも同様。もうすでに生かしビクは15匹。

一庫大路次川の渓流解禁釣行 ミャク釣りでニジマス&アマゴの爆釣満喫まずはニジマス(提供:TSURINEWSライター森雨魚)

仕方なく対岸の3筋目の流れに期待して2ウェイ・ズームのロッドをフルにズームアップしてアプローチすると、目印が一瞬「スパッ!」と水中に消し込むアタリ。そして綺麗なアマゴが手元に飛び込んできた。「やはり、ここだ!」ニジマスに追われたアマゴの楽園をようやく見つけた。

細仕掛けで攻略

水中イトを0.5号から0.3号に張りかえ、一気に3号バリに変更。生イクラを一粒刺しして、手前筋から攻略に掛かる。仕掛けが着水後、ゆっくりとイトふけを取ってナチュラルフォール。流れに乗せて間もなく、鮮明なアタリが目印に出る!

次々と手元のタモに飛び込んでくるアマゴは、いずれもパーマークを纏い朱点を散りばめた綺麗な個体ばかり。時折、水中でエサ切りをしながら手元のカウンターを見ると22匹。

一庫大路次川の渓流解禁釣行 ミャク釣りでニジマス&アマゴの爆釣満喫綺麗なアマゴが連発!(提供:TSURINEWSライター森雨魚)

規定の5匹以外をリリースし納竿

かけられた声に後ろを振り向くと、一庫大路次川スタッフの姿。いつもの通り釣果調査をしている様子。釣り人に楽しんでもらうためには、とても大切なことだ。OKサインを送って答えたのち、ふと時計を見るともうすぐ正午。帰宅時間が気になる。

不運にもハリ外しに失敗したニジマス2匹とアマゴ3匹を持ち帰ることにし、後は優しくリリース。楽しませてくれたことに感謝して、時刻も正午過ぎ、そろそろ納竿とすることにした。

下流域では、激熱釣!

納竿して河原を下ると、下流域では釣り人が熱釣中。どの生かしビクを覗いてもみなさん大満足釣果のようである。「いかがですか?」と、尋ねるとにこやかな表情で「楽しんでます!」と、コメントが帰ってくる。

日陰になるポイントのため、ようやく魚が活性化してきたようだ。彼らの釣りを横目に後ろ髪を引かれる思いで、「川の案内所」へ足を向け、挨拶をしてから帰路につくことになった。また、訪れたいな。

一庫大路次川の渓流解禁釣行 ミャク釣りでニジマス&アマゴの爆釣満喫熱釣りする下流の釣り人(提供:TSURINEWSライター森雨魚)

来年5月までに大会も開催

この一庫大路次川は、自然渓流がオープンしたばかりで、5月上旬まで満足のいく釣りができそうだ。

また、2月上旬には、「アマゴ・ニジマス釣り大会」が盛大に実施される予定となっているほか、「大阪フィッシング・ショー」にも猪名川漁協・一庫ダムのコラボで出展。5月連休時には、「ファミリーニジマス釣り大会」も計画されている。

注目される「共存共栄の開かれたフィールド」は、今後、益々期待が持てそうだ。

<森雨魚/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
猪名川漁協・川の案内所