世間一般的にエギングと言えばスピニングタックルが主流である。自分もその一釣り人である。そんな中ベイトタックルでエギングをしてみたいという欲求からバスタックルを流用し挑戦してみた。
(アイキャッチ画像提供:安藤拓也)
ベイトタックル使用の理由
4、5年前よりベイトエギングをしてみようと思ってはいたものの、なんだかんだスピニングに頼りがちだった。しかし、今回はベイトタックル1本で挑んでみようと思う。そういった個人的な思いもあるが、それ以外にもピンポイントで狙った場所を狙い撃ちしたかったと言うのが、ベイトタックルセレクトのもうひとつの理由だ。
ピンポイントで撃つにはスピニングよりもベイトの方が正確かつスピーディーに入れたいコース、レンジに入れることが可能である。また、当日は横風も吹いていたため、ロッドを持っている手だけでスピーディーに糸ふけを回収出来ることもメリットの一つだと思っている。
バスタックル流用エギング
今回はバスタックルを流用してのエギングではあるが、世の中にはエギングといえばスピニングロッドが主流であるため、釣具メーカーもエギング専用のベイトロッドは今のところ出していない。一昔前には某大メーカーから出ていた。
ただ釣具業界も需要と供給の世界であることから、世の中からエギング専用のベイトロッドが消えてしまった。そうなってしまうとベイトエギングを試みるとなると必然とバスロッドの流用が一番始めやすいのではないかなと思います。
当日の状況とタックル
釣行したのは、10月前半の静岡県の東伊豆エリア。天候は晴れ、海は小波がある程度で、潮回りは若潮だ。当日の作戦はウィンドドリフトからのピンポイント回遊待ちでいく。
タックル
ロッド:クロスフィールドXRFC-702M
リール:バスライズ(右)
ライン:ピットブルX4 1.5号
リーダー:セフィアエギングリーダー2.5号
エギ:エギ王Q速 3.5号
港の入り口からランガン
まずは超メジャーなポイントなため、空いている立ち位置から順に撃って行く作戦からスタート。前情報では港内でカマスが釣れているということで、フィッシュイーターがいる中でどこにイカが着いているのか?もしくは回遊待ちでしか反応を得ることができないのか?港内の入り口の見える障害物から撃っていきどんどん移動していくが、反応は得ることはできず。
港内の入り口から真ん中あたりではベイトを追ってカマスのボイルが発生していることから、もっと港奥に避難してる個体がいるのでは?と思い、そこを撃てる立ち位置へ移動。