日本海のモンスターに挑戦 タルイカジギングで船中11.7kgの大物浮上

日本海のモンスターに挑戦 タルイカジギングで船中11.7kgの大物浮上

福井県敦賀市・色ケ浜から出船する、タルイカジギング実釣会に参加してきた。当日は、ウネリが大きく揺れの激しいなかで日本海のモンスターに挑み、見事な極太タルイカ11.7kgと対面できた。その釣行の様子をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

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本命タルイカ11.7kg浮上

しばらくすると、ウネリの中で大きなタルイカ2匹が浮上してきた。しかも船周辺を悠々と泳いでいる。すると上州屋関店の都馬さんのサオが豪快に曲がった。瞬時に「きたぁ~!」。50m付近で乗ったようだ。しかも強烈な突っ込みでラインが引っ張り出さている。

都馬さんは慎重なやり取りで持久戦に持ち込む。船長はギャフ2本持ちながら、的確なアドバイスを送る。船長の巧みなギャフ入れが決まると、瞬時にタルイカがスミを大噴射。海面一帯が黒墨の花となる。

日本海のモンスターに挑戦 タルイカジギングで船中11.7kgの大物浮上都馬さんが仕留めた11.7kgモンスター(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

日本海のモンスターはこれから本番

これで左舷側はお祭り騒ぎになり、私も「俺のジグにもこい」と心の中で叫ぶ。やがて船長から沖上がり1時間前が告げられた。

タルイカはつがいでいるから「50m付近を誘ってください」と船長の熱いゲキが飛ぶ。しかしその後は船中でスルメイカは上がっても、本命タルイカの顔は見られなかった。そんなこんなで沖上がりを迎えて終了した。

帰港後に都馬さんが仕留めたタルイカは、計量結果11.7kg。価値ある極太タルイカは半端なく大きかった。タルイカはシケ後が狙いめで、これからが本番を迎える。

日本海のモンスターに挑戦 タルイカジギングで船中11.7kgの大物浮上上州屋タルイカ実釣会の参加者(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>

▼出船場所について
敦賀市・色ケ浜
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。