昨今話題の「スマホ脳」。中毒的にスマホに依存してしまうことを指しますが、釣りについてもまさに同じ症状があることを発見。それが【釣り脳】です。「目的がなくても釣り具屋に入って何か買ってしまう」「週末近づくと潮見表と睨めっこ」などなど、思い当たりませんか?今回は、あなたの【釣り脳】度をチェックできるチェックシートを作成してみました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
『釣り脳』と『スマホ脳』
スマホ脳というのを聞いたことがあるでしょうか?現代では、1日平均4時間、若い人では7時間以上もスマホの画面と向き合う方が多いそうです。
スマホで睡眠時間が削られ、脳は一日中休むことなく使われ続ける。そして、スマホが少しでも手元から離れると、不安で不安でたまらなくなる……これがスマホ脳です。
釣り脳
そしてこれに似た症状で、釣り脳と言うものがあることに筆者は気が付きました。あの、手元に伝わる魚からのアタリの感触、大物を釣り上げた時の達成感と幸福感、脳内のドーパミンがドバドバ出ている状況、これがまさに釣り脳です。
【釣り脳】これは筆者が独自に名付けた造語です。なので聞いたことがなくて当然です。
ギャンブル中毒とはまた一味違う、健康的な中毒症状に陥る趣味、それが釣りだと思います。「釣り具屋に何となく入って、毎回何かしら貢献してしまう」「週末が近づくと潮見表を何度もチェックする」「ルアーやロッドなどを部屋に飾る」こんな症状が出たら要注意です。
そこで今回はこの中毒症状、釣り脳について独自の見解を披露したいと思います。最後には釣り脳のチェックシートをご用意しましたので、活用していただけたらと思います。
お金かかる悪魔の趣味?
筆者は多少ながらもギャンブルを嗜みますが、釣りほどハマることはありませんでした。両方やるとわかりますが、釣りはやればやるほど努力が報われ、答えが返って来ます。決して運任せのギャンブルとは違います。
しかし、ハマり度はギャンブルの比ではありません。子供から大人まで、一度ハマるとお金も時間もそれなりに使います。少しいいロッド一本買っても、何万もするし、魚種によって使い分けたら安くない金額になるでしょう。それを惜しげもなくつぎ込んでしまう。そうではありませんか?
ルアー1個買っても何千円です。イトやウキだってそれなりの値段がします。競馬は100円から楽しめることを考えたら、いかに高いかがわかりますね。まさに釣りをしない人から見たら、悪魔の趣味に見えるのではないでしょうか?
釣りの病みつきポイント
ギャンブルより怖いハマり度とはどんなものか?詳しく解説して行きましょう。釣りにはいくつかのハマりポイントがあります。
アタリ
手元に伝わるあのビリビリ感、一度味わうと病みつきになるのもわかりますね。シロギスやハゼなんかも型が良いとそれなりのアタリが伝わるもんです。たいていの方はこれでヤラれてしまいますね。
ゲーム性
これは、ブラックバスやシーバスだけではありませんよ。サビキ釣りだって潮を読んだり、タナを調節したり、釣れたらその魚を泳がせたりと、組み立てはあるはずです。ここまでくるとすでに釣り脳ですけどね。
負けず嫌いに火が付く
隣の人より釣りたい!負けたくない!ここらで大きいのを釣って、自慢したい!大会ならどんなことをしてでも勝ちたい!こうして気が付けば釣りから離れられなくなるのです。また、自分だけ釣れないとなぜ釣れないか?研究しだすと、これはもう立派な釣り脳です。