9月末、今期開幕から好調が続いている本牧沖のイシモチ釣りに出かけてきました。当日は潮が動かない「谷間の日」にあたってしまったものの、良型23匹に加え、ゲストにアナゴも登場した一日をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
潮動き出すと活性アップ
何とかツ抜けを達成してホッと一息つくと、ようやく潮が動きだしてきた様子。船の向きが少しかわり、目の前には潮目もできていました。アタリも明らかに多くなり、船中ようやく賑やかに。私もここがチャンスとばかりに、血抜きも含めて手返し重視で数を重ねていきます。
終了間際には嬉しいゲストのアナゴも浮上し、終わってみれば本命は30cmオーバー4匹含む23匹。イシモチ釣りとしては少々物足りない数ですが、お土産十分の釣果で終えることができました(因みにアナゴは帰港後に船長が捌いてくれました)。
血抜きはマスト!
釣りの準備といえば、タックルや仕掛けに気をとられがちですが、どちらも最悪忘れてしまっても何とかなります。それよりも、絶対忘れてはいけない道具はプライヤーとハサミ。ハリ外しに重宝するプライヤーは手返しを助けてくれ、ハサミは血抜きになくてはならないマストアイテム。
特に血抜きはこの魚をより美味しく食するために必ずやっておきたい一仕事。方法は簡単。魚の腹側の、エラとエラの間やや深めまでハサミでパチン、そのまま10分程度海水を張った桶に入れておくだけ。血が抜けたら、氷と海水が入ったクーラーボックスに移しましょう。
釣ったイシモチは絶品
イシモチはしっかり血抜きをしてやることで驚くほど美味しくなります。特に刺身は絶品で、良型が釣れたら是非試してもらいたい一品。これぞ「釣り人の特権」の名にふさわしい魚、と思えることでしょう!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>