秋は何を釣るにも最高の季節。ルアーマンにとってこの時期こそ、毎週のようにフィールドに赴くシーズンだ。今回は手軽にエントリーできる陸っぱりのポイントで楽しめる、スリリングなライトゲームを紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ポイント
ライトゲームのポイントを紹介しよう。
漁港
狙うポイントだが、真っ先に目がいきやすいのが漁港だろう。
潮通しのいい先端付近も狙いめだが、浅場にベイトを追い込んで捕食できるスロープ周りなども好ポイントだ。水中に沈み根やストラクチャーがあれば、その周辺も必ず狙いたい。
河口
そして秋に外せないのが河口周りだ。淡水と海水が入り混じるエリアでは、メッキや青物だけでなくクロダイやシーバスなども交じってヒットする。岸に近いカケアガリや橋脚周りには、必ずルアーを通してみよう。マヅメ時にはナブラやボイルが起きやすい
サーフ
キスを釣るような遠浅で砂地のみのサーフは望み薄だが、磯に挟まれたサーフ、高台から見て沖に沈み根などがあるサーフ、遊泳禁止の急深のサーフなら有望だ。漁港のスロープ周りと同じで、マヅメにはベイトを波打ち際まで追い込んで、捕食するシーンをよく見かける。
いずれにしても、ゴールデンタイムとなるのは朝夕のマヅメ時。この好機にどのポイントに入るのかで、釣果が大きく左右される。運によるところも大きいが、1投、2投して反応がなければ移動するのはNG。ランガンが基本と書いたが、チャンスタイムのマヅメ時はある程度腰を据えて、ありとあらゆるルアーを使い持てる引き出しを駆使して釣っていこう。
バーブレスのススメ
渓流や管理釣り場、ナマズ釣りなどでは当たり前となっているバーブレスフック。バレやすいというのは先入観に他ならず、貫通力はバーブありのフックの比ではなくフトコロまでしっかり刺さってくれて、よほどテンションを緩めない限りバレることはなく、バーブレスの方がバレにくいといっても過言ではない。
さらに何といっても安全性が高く、万が一の事故でも大ケガにはつながりにくい。
最初はどうしても不安があると思うが、思い切ってバーブレスフックを使ってほしい。その性能の高さに驚くはずだ。
ルアーローテーション
メッキもカマスも青物も、同じルアーで、同じカラーで、同じ動きで釣れ続くことはまずない。1匹、2匹釣って後が続かなくなったら、こまめにルアーローテーションしていこう。ルアー交換の頻度が釣果の差になるといってもいいほどだ。
もちろん同じルアーでのカラーローテーションも有効だ。
安全第一で楽しもう
秋とはいえ、日中はまだまだ暑い日が続く。釣りに熱中するあまり、水分補給を忘れないようにし、帽子や偏光グラスもしっかり装着しておこう。もちろんライフジャケットの着用も必須だ。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>