江戸前の釣りを楽しませてくれる船宿が東京湾・門前仲町にある。そこは、江戸末期に創業した老舗の船宿・深川冨士見。今回はこの船宿を紹介する。
江戸っ子口調が特徴
深川冨士見には大正時代に彫られた「冨士見橋之景」というタイトルの版画が飾ってある。富士山と練り舟、そして同船宿が描かれている。
「図書館とここにしかないんだ」と教えてくれたのは5代目・石嶋一男さん。
江戸っ子口調で話し、江戸前の釣りを大切にしている。
いつもゆったり話し、にこやかに出迎えてくれるのは6代目・石嶋広士さん。
釣りの将来を常に考えている。
子連れ釣行にもオススメ
GWや夏休みなどには、子ども向けの特別料金を用意して、未来の釣り人の第一歩を応援している。
釣り船の常連に人気なのはおにぎり。手作りで懐かしさを感じるあたたかさ、お新香付き。1つがげんこつサイズでもペロリと食べられる。
毎年、11月23日の勤労感謝の日に開催されているハゼ釣り大会。練り舟もでる。
熟練された腕を持つ人から船釣りが初めての人、夫婦や友だち同士、もちろん1人で参加する人も。
多くの賞品が用意されているので、参加してみる価値は十分。
<週刊つりニュース関東版 宮崎 /TSURINEWS編>
深川冨士見
エリア:東京湾(東京)エリア
出船港:深川港