ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」

暑い日が続くかと思えば思えば一転して荒天というめまぐるしい夏となっています。猛暑の日には熱中症を恐れて日中は釣りに行かないようにしている方もいるかと思います。しかしこの時期に最盛期を迎える釣りがあるのです。それが「ハゼ釣り」です。今回は基本ルアーマンがアオイソメを使ったライトゲーム的なハゼ釣りに挑戦したというお話です。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)

アングラー「K」 

釣りを初めて30年。魚は食べることはもちろん,飼育,繁殖も大好きです。魚種の縛りなく,たくさんの魚に会いたいと思っています。

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海釣り 堤防釣り

10cm級マハゼ登場

すぐにアタリがあったので「今日は大漁!」と思ってしまいましたが、エサをつければ頻繁にアタリはあるもののなかなかハリ掛かりまでは至らない状態が何度か続きました。これはなかなか手強いか?と思い戦略を考えます。

そこでアタリが出たときに食い込みを待たずサオ先で聞いてみるようにすると……やっと手応えがありました。本日のファーストフィッシュです。マハゼ10cm……。この魚を見てクランクには反応がなかったこと、エサばかりが取られる理由がはっきりしました。魚が小さい……。だからハリ掛かりしにくいしルアーの追いも悪いのでしょう。

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」本命のハゼ(提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)

また、リグがジグヘッドで重りとフックが一体のため、ハゼがエサを吸い込む際に重りの部分が違和感を与えやすいということも考えられます。そこで縦の釣りではなく、キャストして着底後、ゆっくりリトリーブして魚のバイトの可能性を高くするようにしたところ、比較的安定して釣れるようになりました。

それにしてもこの釣り、本当に面白い!アタリの多さと掛ける難しさと楽しさ。数々の釣り人を魅了するのもよく分かります。しかし釣れるのは相かわらず10cm程度の小物のみ……。

20cmセイゴがヒット

ある程度マハゼの釣り方が分かってきたところで明確に違うアタリがありました。マハゼとは違う暴れ方、強さ、気持ちよく軟らかいロッドを曲げて上がってきたのは20cmのセイゴでした。よく見ると周りで釣っている釣り師にも同サイズのセイゴが釣れています。嬉しいゲストです。

河口域にはこれ以外にもカレイ、クロダイ、エイ、ウナギなどがゲストとして釣れることがあります。単調になりやすいハゼ釣りに彩りを加えてくれる魚たちですね。この後も数匹のセイゴちゃんと楽しませてもらいました。

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」ゲストのセイゴ(提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)

本日最大17cmをキャッチ

夢中になって釣っていてデキハゼサイズはもう「つ抜け」となっていました。次第にイソメも減ってきているので残すはこの場所にいる「大物」です。私は釣っている状況から大物は先にある深場のブレイクにいると予測しました。そこで遠目までキャストして底を取り引いてくると……、明確にこれまでとは違うアタリ!グングンとサオを曲げる引き、ハゼ特有の引きだが大きい!上がってきたのは本日最大17cmのマハゼ!納得の一尾です。

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」キャッチしたハゼ(提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)

次回は遊動式で

小気味よいコツコツとしたアタリとリズミカルな引き、そして意外に簡単に釣れない楽しさで時間を忘れて釣りをしていました。普段はややもすると大きさを重要視してしまうものですが「ハゼ釣り」については大きさだけではない別な楽しさもあると改めて認識しました。

「近いうちにまた来よう。」そう思いながらエサ箱を見ると……。イソメももう残りわずかです。そしてついにイソメがなくなる時がまきした。本日の釣りはこれで終了です。

と、今回の釣行記はこれで終了となりますが、反省点がありました。それはリグです。次回はジグヘッドではなくハリを遊動式にし、ハゼがエサを吸い込む際に違和感を与えないように工夫したいと思います。きっとこれで釣果は倍増だ!な~んて。釣り師の夢は果てしない!(笑)それでは、また。

<アングラー「K」/TSURINEWSライター>