8月末、福井県・越前町大樟（おこのぎ）港から深夜便を仕立てた。夜はイカメタルでマイカ狙い、明るくなったら完全フカセ釣りでヒラマサ狙い。1度で2度楽しいリレー釣りに出かけた。
TSURINEWS編集部
2018年9月28日
良型マダイ！
完全フカセ釣りタックル図第2ラウンドの本命は高級魚のヒラマサだ。
「水深40m、潮が緩いから発泡ウキを2個付けてください」と船長の声。
杉山さんの1投目、27m付近でラインが飛び出した。強烈な引きがないのでヒラマサではないようだ。浮上したのは良型マダイ50cm。
ここから全員マダイを仕留める。しかも30m以内でラインが飛び出すので楽しい。
青物は回遊待ち、潮は少し動いている。
本命ヒラマサ！
午前6時前に青物が回遊してきた。
すごい勢いでラインが飛び出し、アラーム音と同時にクラッチが入った。
リールの数値は25m。
アワセを入れると重量感ある引きで、サオ曲がりは半端ない。これは青物に間違いない。鋭い突っ込みが連続する。
手繰り寄せると白い腹が見えて「これはヒラマサだよ」と船長。無事ネットインに持ち込んだ。
念願のヒラマサ！ここからプチ時合いに入り、杉山さんが60cm前後のヒラマサをネットに収めた。
やはり潮が動かないと魚の活性は低いが、このままでは終われない。
船長はアンカーを魚礁近くに入れ直す。
舟津さんもワラサを仕留めて全員が青物をゲット。ヒット数値30m以内なので、何度も仕掛け投入を繰り返した。
ヒラマサのプチ時合いは長く続かず、やがて沖上がり時間を迎えて納竿。
最終釣果
私の釣果はヒラマサ58～63cm3匹、マダイ4匹、ワラサ62cm、マイカ18～38cm13匹。3人でヒラマサ4匹。
完全フカセ釣りは潮に泣かされた。
これから若狭湾沖（小浜～越前沖）は秋の沖釣りトップシーズンに入り、赤いマダイと青いワラサ狙いが面白くなる。
＜週刊つりニュース版 APC・鈴木利夫／TSURINEWS編＞
▼この釣り場について
出船場所：大樟港
出船場所：大樟港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2018年9月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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