連日の猛暑が続く日本列島。暑さを凌ぐ方法といえば、クーラーが最も有効かもしれませんが、日本には申し訳ひとつ伝統的な方法があります。それが「怖い話」です。今回は、釣り人にしか分からない釣り場で本当にあった怖い出来事を紹介します。もしかすると、涼しくならずに、興奮してしまうかもしれませんが。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
ヒットした魚に近づく黒い影
堤防フカセもエサ取りとの戦いを強いられる状況は多く、この日は中層のネンブツダイ(通称でキンギョとも)と底付近でベラが邪魔をしてきます。底付近で小さなベラが掛かったので回収してくると後ろから猛スピードで近づく黒い影が…。
驚いた筆者が急いで回収すると海中から顔を出したのはウミウ。どうやら手頃な獲物がいたと勘違いして追ってきたようですが、食べられてしまえば大変なことになっていました。
正体不明のモンスター
冬場はエサ取りのアタリすら遠いことも多いフカセ釣り。さしエサもなかなか取られずに静かな時間が過ぎていきます。すると、突如としてタックルが海中に引きずり込まれそうになる強烈なアタリが来ました。慌てて応戦するもあえなくラインブレイク。堤防にも正体不明のモンスターが潜んでいるかもしれません。釣り人なら怖いというより、ワクワクしてしまう出来事かもしれませんね。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>