前回は三重県桑名市を流れる揖斐川でアベレージサイズの天然ウナギが運良く釣れた。ラッキーよ再び~の気持ちで出かけたところ、7月11日は良型のマダカをヒットさせることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース版APC・日比野昭光)
揖斐川で投げ釣り
エサのアオイソメを購入し、暗くなるのを待って午後8時に揖斐川の油島大橋下流のポイントに入った。ここは揖斐川の右岸で、堤防からゲートをくぐって水辺まで車で入ることができる好ポイントだ。
唯一ストレスを感じるのは大潮の下げ潮時。このときは川の流れがとてつもなく速くなり全く釣りにならないことがあるが、当日は中潮で干潮は午後11時なので、上流から下流に向かって緩やかに流れており、条件としては良好だ。
当日のタックル
ワクワクしながらタックルを準備する。4.5mの投げザオに3000番のスピニングリール。ミチイト5号、円盤テンビン、オモリ20号、ハリスはフロロカーボンライン2号1ヒロ、ハリはセイゴバリ10号を結んだ。
期待を込めて釣り始めるが……あかん。1時間が過ぎても4本セットした仕掛けには全くアタリが出ない。なんでかなと川面をのぞくと、謎はすぐに解けた。前日までの大雨で水が土色に染まっている。また、切れ藻が多くてアタリが取りづらくなっていたからだ。
マダカ45cmに歓喜
「今日もあかんかぁ」と思ったそのとき、1本の穂先がビリビリと動いた。とっさにサオを持つと、穂先がクンクンと動いた。きたっ!アワセを入れると、重量感のある心地いい引きが伝わってくる。重くグングンと引くのでマダカかフナのビッグサイズだろう。
慎重にゆっくりリールを巻く。近くまで寄せて魚を見ると、良型のマダカだ。すぐにタモを手にして無事キャッチした。堤防に上げて計測すると45cm。まあまあの良型に満足だった。
その後も釣り続けたが次はなく、干潮時間の午後11時になったので納竿した。釣ったマダカは翌日洗いにして食べたが、さすがに旬の魚、すごくおいしかった。そこで次も揖斐川のマダカを狙って釣行しようとワクワクしながら計画している。
<週刊つりニュース版 APC・日比野昭光/TSURINEWS編>
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