秋のアオリイカシーズンが開幕した。ターゲットは春に生まれて胴長20cmほどに成長した新子のアオリイカ。好奇心旺盛で、エギにも果敢にアタックしてくれ、数釣りも狙えるため、エギング入門には最高の季節となる。いよいよシーズン開幕ということで、今回はアオリイカのエギングを、エキスパート・木下大介さんに解説してもらった。ぜひこの稿を参考に、エギングに挑戦しよう！
TSURINEWS編集部
タックル紹介
エギングはエギ（餌木）と呼ばれる、日本古来のイカ釣り専用の疑似バリ、和製ルアーを使用する釣法だ。
タックル例用意するのは、サオとリールにラインが2種類、小型のスナップとエギだけ。釣りだけなら道具も少なく、手軽なのも魅力だ。
具体的には、ロッドはエギング専用で8フィート前後が使いやすい。これにスピニングリール3000番程度をセット。
ラインはPE0.6号を150mも巻いておけばいい。リーダーはフロロ1.75～2.5号を状況に応じてセットする。
使用するエギ
実際に使用するエギだが、サイズは2.5～3.5号を用意しておきたい。
エギの2.5号と3.5号カラーはその時の状況に応じて使い分ける。派手なカラーからナチュラル、リアルベイトカラーと揃えてほしい。
カラーはマメに交換した方が、その日のヒットカラーが見つかるのはもちろん、同じカラーをずっと見せてしまうとスレて釣れなくなるので注意しよう。
その他の必要道具
そして、「エギングにおいてこれは絶対！」といえるアイテムは偏光グラスだ。
海の状況が分かりやすくなるし、海底の変化も目視で確認しやすい。サイトフィッシングをする際にも絶対的存在となる。
後はライフジャケット、水汲みバケツ。ライフジャケットはいうまでもなく絶対装着してほしい。
水汲みバケツは防波堤についたイカのスミを流す際に使う。
釣りの後は釣り場の美化にも気をつけてほしい。さらに万が一、落水者がいれば救助道具にもなる。
道具が揃ったら、次は具体的な釣り方を紹介していこう。
