ケンサキイカをはじめ、ツツイカ類を対象としたゲームで好釣果を得るためには、状況に合わせたベストな釣り方、タックルを用いる必要がある。今回、ロッド選びの要点を紹介するとともに、福井県の若狭湾で釣法とタックルを使い分け、マイカ(ケンサキイカ)を攻略する様子をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 五井)
オモリグでスレイカ攻略
後半、マイカ(ケンサキイカ)が垂直方向の誘いにスレてきたことを見計らい、下地さんはオモリグに転換。横方向でアプローチを図る。ロッドはMETALZON(メタルゾン)SSDのS67MH/FSL。
各地のオモリグシーンをカバーするスペック設計で「オモリグ用にまず1本」というロッドだ。
なお、先のS60-64MH/FSL含め、メタルゾンSSDのオモリグモデルのブランクスはカーボンフルソリッド。操作に必要な張りと、身切れを防ぐ曲がりと粘りを兼ね備えている。
軽くキャストし、先ほどまでアタっていたタナをカーブフォールで通していくと狙い通りヒット。ナーバスになったイカも、アプローチ方法を変えるだけでこんなに素直に反応するのだ。
こうして沖あがりまでヒットを拾い、ロッドオフを迎えることができた。
ロッド選択は状況対応力を念頭に
今釣行で下地さんは、イカの動向に合わせて好適な釣り方、これに適したタックルを投入し、まるで計画していたように釣果を得ていった。
イカメタルを始めたい、ロッドを増やしたい人は、状況対応力を高めることも重視してモデルやラインアップを選択してみよう。
<五井/TSURINEWS編集部>