片貝でファン待望のヒラメが7月1日解禁を迎えたので、早速、増栄丸で釣行してきた。船中トリプルヒットするなど、ヒラメの活性高く、筆者に至っては3.5kgをゲット。絵に描いたような有終の美を飾り、大満足な一日となった釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)
有終の美を飾る3.5kg
「おっこれはいい型だ」との声にミヨシを見ると、またも斉藤さんが2kg超えの良型を追釣し「もうこれで充分」と満ち足りた表情を見せる。
やがて10時30分が迫り「はい、この流しで上がります」との船長のアナウンスに置き竿にして周囲を片づけていると、グッグィンと竿先が弾け出した。そのうちグィーンと穂先が一気に海面に接するところまで引き込まれた。あわてて竿をホルダーから外し、大きくあおるとズシッと確かな手応え。すぐに竿尻を腹にあて巻き上げにかかる。魚が反転すると、ドラグが働き、ズルズルとミチイトが滑りだす。時間をかけ、手巻きでゆっくりと巻き続ける。やがて目を見張るほどのヒラメがゆったりと浮上。
仲乗りさんが構えてくれたタモへ頭から誘導し、無事に滑りこませた。さっそく測定してもらうと3.5kg。絵に描いたような有終の美を飾り、大満足な一日となった。
最終釣果
船中の釣果は0.5~3.5kgヒラメ0~4尾で竿頭は斉藤さん。ゲストはマトウダイ、ソイ、カサゴなど。
同沖のヒラメは、これから次第に解禁エリアが広がっていくので、大いに有望。海上は陸に比べてかなり涼しいが、念のため熱中症対策は万全にしてヒラメ釣りを楽しんでいただきたい。
<週刊つりニュース関東版APC・大村隆/TSURINEWS編>