6月4日、和歌山県和歌山市にある片男波の波止で、チヌフカセ釣りを楽しんだ。エサ取りのフグは多かったが、チヌが寄ればさしエサが残る展開となり、エサがなくなった11時までに13匹の本命をキャッチできたので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)
フグの回避方法
フグは動く者に反応するので、仕掛け投入後の誘いはNGだ。さしエサが取られる時間帯は、ひたすら仕掛け投入後アタリを待つしかないが、ハリにエサがない状態でアタリを待っているかもしれない。無駄な釣りは悲しいので、仕掛け投入後、さしエサが生オキアミなら何秒、コーンなら何秒エサ持ちするのかカウントしながら仕掛けを打ち返していきたい。
勿論、仕掛けの投点をかえたり、まきエサを打つ杓数にも変化を持たせてだ。思わぬ場所の仕掛け投入点でもアタリが出る場合も多い。
さしエサローテし2桁釣果
当日は、チヌが寄ってくれば教科書通り間違いなくさしエサが残ったので、非常にわかりやすい展開の釣りになった。生オキアミで釣れたら次はコーンに交換するくらいに目先をかえると、結構チヌのアタリも続き、それに練りエサも間に入れたりとさしエサに変化を与えると、午前9時半ごろにはチヌの釣果が2桁を超えた。
チヌが底に着いてそうな予感がする時は勿論、誘いを入れたりして様子うかがいをしたり、まきエサを爆まきして誘いを入れたりして、まきエサがなくなる午前11時までに35~46cmのチヌを13匹釣り、満足して納竿した。
日差しが未だきつくなく地面が冷えていたので、魚を直置き撮影後すぐに全てリリース。簡単な釣り座清掃をして完全納竿した。
<秦厚治朗/TSURINEWSライター>
片男波