釣り仲間集団・佐久間塾の面々を誘い、これからシーズンを迎えるシロギス釣り大会を開催した。メンバーがそろうのは3年ぶりなので、お互い話が弾む。そんな和気あいあいのシロギス釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)
すずえい丸でシロギス釣り
私の釣り仲間集団・佐久間塾の面々を誘い、これからシーズンを迎えるシロギス釣りの大会を企画。6月4日に愛知県・南知多町師崎港のすずえい丸で開催した。
当日集まったメンバーは、ベテラン釣り師の三浦さんと重野さん、私が釣りの手ほどきをした廣濱さん、村田君とその友人の森君、そして釣り好き夫婦の佐藤さんの7人。このメンバーがそろうと天候が悪いことが多いが、珍しく良い天気だった。
一般客も乗る乗合船なので、私たちは左舷ミヨシから8人分の釣り座を確保し、クジ引きで釣り座を決めた。
午前5時半に出船。ポイントは師崎前なので、すぐに釣り開始だ。
当日のシロギスタックル
キス釣り大好きの私のタックルは、愛用のバイオインパクトキスS170にレバーブレーキ付きのシマノエクセンスC3000HGM(ミチイトPEライン0.8号)を装着したこだわり仕様だ。
これに20号のオモリを付けた片テンビンを装着し、ハリス1号2本バリ仕掛けを使用。エサは船宿が用意してくれたアオイソメだ。
開始早々、隣の森君が穂先を小刻みに揺らしながらリールを巻き始めた。本命かと思われたが、定番外道のメゴチ。メゴチもおいしい魚だが、ルールはシロギスだけの総重量なのでカウント外。
そして重野さんが最初の本命をゲット。これをきっかけに次々とキャッチしていく。
良型ヒットで引きを堪能
私は写真撮影で忙しく動き回り、気付けば本命のキスを手にしていないのは私だけだ。これはまずいと席に戻って釣りを再開する。
新鮮なエサに交換する。キス釣りでは、このエサ付けもなかなか重要。1匹丸ごと付けると、キスが先っぽをかじるだけでなかなかハリ掛かりしない。タラシの部分が2cm程度になるように切り、真っすぐに刺すとハリ掛かりが良くなる。
船長は水深6mから30mのポイントを流してくれるので、状況に応じて、仕掛けを船下に落としたり、アンダースローでチョイ投げして広範囲に探ったりする。船下狙いは、オモリをゆっくりと30cmぐらい上下に揺らすような感じで誘う。チョイ投げは、着底を確認後にゆっくりと船下までサビいてくる。
程なくして本命をゲット。その後もポツポツだが数を伸ばしていく。今日はサイズが比較的いいので、あのプルプルとしたキス特有のアタリと、シャープな引きを存分に楽しむことができた。