釣り好き会社員が船舶免許取得に挑戦。「マリンライセンスロイヤル東京」の土日コースで免許を取得したので、その模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター白井亜実)
3日目
1週間後。ここから、船舶1級(上級運航Ⅰ)を学んでいきます。
まずは安全に航海を行うため、潮汐表などの情報収集をしっかり行い、安全性と経済性を考慮してコースラインの選定を行い、実際に海図で定規やコンパスを使って航海計画を立てる方法を学んでいきます。
航海計画は学科審査にも出題される内容。出題されるのは3問ですが、1問解くのに時間を要し、ひとつひとつの過程を手順の間違いなくクリアしなければ答えが導き出せないため、集中力が必要となります。でも、問題を解き終えたときの達成感は大きく、海図にコンパスや定規を当ててラインを引いていく過程は、「まるで海賊気分?」を味わえて楽しかったです♪
そのほか、気象や潮流についても学びました。季節による気圧配置や雲の種類や特性など、今後の釣りの計画にも役立てられそうです。より広い海域を操船する上で必要な知識をしっかり学び、この日も覚えるべき大切な情報が多い一日となりました。
4日目
朝早めにうかがうと質問を受け付けてくださるとのことでした。30分ほど早く到着すると、受講生の皆さんのほとんどが着席して黙々と自習の最中。私も前日不安だった海図の解き方について質問させていただき、少し安心することができました。
この日は5時間の学科で、海図の解き方のおさらいと上級運航Ⅱ(エンジン系統の詳細など)、不意な機械系統の故障時の対処法など学習しました。
いよいよ、最終の学科審査。問題は上級科目の14問と少ないのですが、そのうち3問は時間のかかる海図の問題。テスト前に問題を解く順番などのコツなども教えていただいたおかげで、慌てることなく問題を解き進めることができました。
合否はその場ではわかりませんが、久しぶりに一生懸命勉強したという達成感はとても心地良かったです♪
免許証は、3週間ほどで到着。船舶免許は国家資格。無事合格とわかり、働きながら資格を取れたことへの充実感と、自信を得られました。
船舶免許取得応援キャンペーン
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<白井亜実/TSURINEWSライター>