海釣りをはじめたいと思ってもどんな道具を揃えればいいかわからない。そんな方に向けて今回は海釣りで最初に揃える道具とその値段を紹介します。また、初心者が身近な堤防で楽しめる3つの釣り方も解説していきます。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
海釣りに必要な道具
海釣りをはじめるにあたって必要になる道具は下記になります。
・竿
・リール
・ライン(道糸)
・仕掛け
・エサ
・水くみバケツ
・タオル
・ライフジャケット
・はさみ
・ゴミ袋
タックル(竿やリール、仕掛けなど一式)がないと釣りにならないので、そこは必須になります。とはいえ釣り公園などレンタルで一式借りられる釣り場もあります。その他では水くみバケツとタオルは手洗い用に必要。タオルは数枚用意しておくといいですよ。
糸を切るためにハサミ。ゴミを捨てるためのゴミ袋も持参しましょう。また、ライフジャケットは命を守るため着用するようにしてください。
あると便利なアイテム
魚をつかむのが苦手な人はフィッシュグリップやプライヤーを用意しておきましょう。毒や棘がある魚が釣れたときにも活躍します。
お子さん連れで出かけるときは、釣った魚を入れて観察できる透明の観察ケースがあると面白いです。夏休みなどの自由研究にもぴったり。
また、魚を持ち帰るならクーラーボックスと氷。休憩時に便利なサオ立てなどもあると便利でしょう。できれば不意に大物が釣れた時のためにタモもあるといいです。
海釣りの道具にはどれぐらいお金がかかる?
海釣りの道具を揃るのに値段がどれぐらい掛かるか、結論から言えばアイテムにこだわらなければ初期投資は1万円あればお釣りがきます。各アイテムの値段や、アイテム選びのポイントを解説していきます。
タックル(竿・リール・ライン)
こだわり出せば青天井なアイテムですが、安価なものなら竿とリールがセットになった初心者向けのものがダイソーなどの100均なら1000円ぐらい、釣具屋などで1500円~2000円程度から売られています。
釣りの種類によってはもう少しこだわった竿が欲しいところですが、後述で紹介するちょい投げ、サビキ、ブラクリなどの釣りは安価なものでもあまり問題ありません。2~2.5mぐらいの、汎用竿が付いた入門セットを買うと色んな釣りに流用が可能です。
また長さ8~9ft前後・Mクラスのエギングロッド+2500番程度のスピニングリールを買うのも、後々ルアー釣りなどにも使えるのでオススメとなります。道糸は最初のうちは初心者でも扱いやすいナイロンラインの3号ぐらいを巻いておくといいでしょう。
セットなら最初からこれぐらいのラインが巻かれていて、リールを個別に買う場合でも釣具屋さんで巻いてもらうことも可能です。少し慣れてきたら飛距離や感度がいいPEラインを巻くことも検討してみてください。
水くみバケツ
水くみバケツは1000~3000円ぐらいで売られています。安いものでも問題ありませんが、少しお金を出すと網状のフタが付いていて魚の飛び出しを防止でき、生け簀としても使える製品や、EVA素材で耐久力があるものなどが買えます。
ライフジャケット
堤防釣りのライフジャケットは落水したときに堤防やテトラなどにぶつかる可能性があるので、フローティングベストタイプがいいでしょう。安価なものならネット通販で2000円程度から売られています。
仕掛け
仕掛けは釣り物にもよりますが200~500円程度で、いくつかセットになったものが手に入ります。根掛かりなどで失くなることも多い消耗品なので、少し多めに買っておくといいでしょう。
エサ
エサはサビキ釣りのコマセなら300~700円ぐらい、イソメ類は1パック500円ぐらいで購入できます。
はさみ
糸を切るのに必要になります。100均のものなどなんでも大丈夫です。