4月23日、大型のメバルを求めて福井県・越前町の越前海岸へ車を走らせた。フロートリグを中心に沖のシモリに着いた個体を狙い、良型をポツポツキャッチ。狙いの尺メバルも出た釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・小松大祐)
シモリ際から尺登場
またフロートリグに戻して、次の沖のシモリを狙っていく。日没から3時間程度たち少し疲れてきたが、集中して沖のシモリをタイトに狙う。40m程度先のシモリの横をワームが通り過ぎた時、ゴンッとアタリが手元に伝わってきた。
アワセを入れた瞬間、ズシリとした重さ。いつも通り一気に寄せようとするが、根へ逃れようとする強烈なパワーは他の25cmクラスとは一線を画していた。シーバスか?と疑ったがエラ洗いもしないし、メバル特有のゴンゴンという突っ込みも感じられる。
体全体を使って魚をいなしながら何とか寄せて一気に抜き上げた先に、大型のメバルが横たわっていた。「尺あるか?」。メジャーを当てるとジャスト30cm。サイズもさることながら、タイのような体高と大きな尾ビレが特徴のきれいな魚体に見とれてしまった。
釣期は6月中旬まで
この1匹に満足してこの日は納竿とした。例年だと6月中旬ごろまで釣れる越前メバルゲーム。夜間の釣りになるので、無理することなく必ずライフジャケットは着用して、安全第一で楽しんでほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・小松大祐/TSURINEWS編>
越前海岸