7月22日、友人に誘われ向かったのは、山梨県南巨摩郡早川町。イワナ狙いの渓流ルアー釣りのためだ。途中国道52号沿いのコンビニの端末で当日の日釣り券(レジャーチケット)を購入し、車で行ける最奥の奈良田駐車場に到着したのは午前5時だった。
まずはミノーで表層を
林道から見えた流れは細かったが、近づいてみると起伏は十分だ。
ここの下流域を知る友人からは日が上がるまでボトムの反応が良く、ミノーは厳しいかもと聞いているなかでの『フォレスト/iFishFT 5S』のニジマスカラーだったが、意外にも良型が即チェイスで即バラシ。
いったん下流に離れた友人も、ブッツケの深場で尺近いイワナをバラしたと反応自体はまずまずだった。
それから先の展開は小型ミノーやスピナーで表層をたたく私が先行し、出てくるイワナは20cm前後。
しかし後追いしてくる友人らは、中層、下層をロールやジャークアクションで念入りに攻め、良型イワナをヒットさせている。
踏破予定の3分の1辺りで休憩。それ以降は小型バイブレーションやスプーンを織り交ぜてみることにした。
上流へと移動
そして区間中間点からは渓相がチャラ瀬中心からゴロ石に変わり、やがて石は大岩となってソ行の工夫を迫ってくる。
一方でイワナの反応は渋くなってきたものの、深みはどんどん増し、「超大物が登場か?」と期待感だけは急上昇であった。
ところがやる気が復活した矢先、上流にフライマンの姿がある。
早川本流の上流域は専用バスのみ通行可、というのは文頭に書いた通り。
そして降車場所が自由なため、上流側で降りた釣り人に追いついてしまうことも間々あるのだ。