気温も上がり、いよいよ本格的に渓流釣りシーズンの到来。そこで、毎年通っている岐阜県高山市庄川の御母衣ダム下流のまだ雪が残る平瀬地区に行ってみることにした。当日はツ抜けこそできなかったものの、40cm級のブラウントラウトをキャッチできので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大西實)
岐阜で渓流ルアー釣り
4月5日、午前8時30分に出発。国道156号線を北上し、白鳥インターから荘川インターまで高速を使う。そして、158号線で御母衣ダムサイトを北上。現地には午前10時30分に到着した。
川を見ると2人の釣り人を確認。取りあえず上流まで歩き、そこから釣り下ることにした。上流の橋まで行き、チャラ瀬からスタート。ロッドはいつもの相棒のテーパー&シェープの5.1ftグラスロッド、リールは2000番、ラインはPEライン0.4号、リーダーはフロロカーボンライン0.6号70cm、ルアーはトリコロールギンヤマメ、フラッシュアユ、越中雪代パックのHWをチョイスした。
初の40cmブラウンに歓喜
小さなポイントをくまなく探りながら釣り下ると、所々で小さめのヤマメがチェイスして掛かるのだが、ほとんどリリース。一番メインの広い流れ込みに到達すると、薄濁りがある。ルアーを越中雪代パックに交換し、1投目はサイドクロスでゆっくりアクションを加えアピールする。
2投目も同じ所を流すと、ルアーの後ろに魚影を発見。次の瞬間ゴツン、ギラ、ゴンゴンッとものすごい引きに見舞われ、リールはジージーッと鳴く。ここは川幅があるので、ゆっくり焦らずやり取りを繰り返す。無事ネットに収めてビックリ。ブラウントラウトだ。初めて釣った。
携帯で写真撮影するが、手が震えてうまく撮れない。早々にビクに入れ2匹目を狙うが、放流物のヤマメを2匹追加して移動。昨年の工事で川が2つに分かれ、まずは左岸側を根気よく探っていくが、やはり小型が多くリリース。掛かりが悪いのはキープしていく。
ヤマメ&ニジマス追加で9匹
車の置いてある所まで来たのでいったん戻り、遅めの昼食タイムといつもの昼寝。午後1時30分に再開。対岸の流れの緩やかな所をゆっくり丁寧に探るが、大物は出てこない。キープサイズは数匹追加できた。
そのまま道路に出て上流を目指し、大物が出た場所まで戻って反対側で釣りを再開。ルアーをギンヤマメに交換し、ゆっくり釣り下る。
しかし、反応は小型ばかりで、なかなかキープサイズがこない。少しずつ下り、数匹キープして車に戻って時計を見ると午後3時。帰るのに時間がかかるので、ここで納竿とした。雪を氷代わりにクーラーボックスに入れ、匹数と長さを測る。
40cmのブラウン1匹、15~21cmのヤマメ7匹、ニジマス18cm1匹の9匹で今回もツ抜けできずだった。
<週刊つりニュース中部版APC・大西實/TSURINEWS編>
平瀬地区