私が渓流釣りで狙うターゲットはアマゴかヤマメだが、今回はイワナに的を絞り、郡上大和の支流栗巣川最上流部の母袋(もたい)地区へ釣行したのでレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
小さな流れ落ちで本命顔見せ
ここでいったんサオを仕舞い移動する。500mほど下流の日当たりがいい場所にやって来た。ここでも足跡がしっかり残っている。そしてやはり見た目のいい流れ込みなどは反応が薄く、釣れてもリリースサイズのアマゴばかり。
そこで先ほど同様に小さな流れ落ちなどに的を絞り探っていくと、アタリが出始めた。そしてここでようやくイワナが顔を見せてくれた。サイズは18cmほどと小さいが何とかイワナに出会えた。この後は同じような流れでアタリが出るが、相変わらずアマゴが多い。
今後に期待膨らむ
エサはカワムシよりイクラが好反応だ。最後に見た目がいい小淵を探る。ここもダメだろうと諦め半分でサオを振ると、1投目で目印が走る。タモに収まったのは20cm超えのきれいなイワナだ。そして午後3時前、日が暮れてきたので納竿とした。
結果イワナは2匹だけで、イワナだけ狙うのは結構難しいと感じた。今後は暖かくなると雪解けが進み、水量が一時的に多くなると思う。そして雪代が収まれば、いよいよ渓流釣りも面白くなってくる。
<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>