昨年の新潟県・魚野川水系は大型魚のラッシュであった。水量の増減が著しく、日々変化する状況での流域・ポイント選びが楽しめた。今年も楽しませてくれることを願いつつ、お勧めの釣り場を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・井田泰司)
三国川
昨年は絶好調で、大型魚が多かった。厚い流れがぶつかるスポットをピンポイントにプレゼントしていくと反応を得られることがあるので、気になる所は時間帯を変えてリピートすることがカギ。ガンガンと流れる単調なランからもアタックしてくるので、沈み石などは要注意スポット。
ここでのヒットパターンはズバリ”ビックカディス”の類で、ヒゲナガやオニカワゲラなどの#10以上のパターンで昼間からヒットしてくる。昨年度はダム下流で37cmの大型イワナのファイトを楽しんだ。また支流では20cmクラスが多いものの、透き通るようなきれいな魚と出会える。
なお、魚野川水系は流れがあつく、大型魚も多いので私は強めのタックルを用意している。
今年の魚沼地区は豪雪で、季節によっては雪代の影響が大きくでると思う。川の情報源として、漁協関係者の宿などを利用することを勧める。他のアングラーとの交流にもなり、何よりもゆっくりと情報交換ができるだろう。魚沼は釣り以外の楽しみも多く、地酒やへぎそば、山菜や地元野菜、温泉と家族サービスもできる。
<週刊つりニュース関東版APC・井田泰司/TSURINEWS編>
魚野川