三重県四日市市の、富洲原から霞ケ浦ふ頭周辺でシーバスを狙った。今回は全てがうまくかみ合って、極寒期でも楽しい釣りを展開することができ、納得の釣行となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)
四日市港でシーバス釣り
2月9日、三重県四日市市の富洲原から霞ケ浦ふ頭周辺へ出かけ、ライトゲームを楽しんだ。現地に到着したのは午後9時すぎだった。
当日のタックルは、ロッドが18ワールドシャウラ2701FF、リールがツインパワーC3000、メインラインがスーパージグマンX8PEライン0.8号、リーダーがハードコアエギングリーダーフロロカーボンライン8lb、ルアーはジャークソニック65mmシンキングのチャートヘッドカラーだ。
まずは周囲にある常夜灯によってできた明暗部にキャストして、スローのタダ巻きで探る。反応がないので、少しずつ移動しながら広範囲に探っていくが、やはり反応はない。よく見ると、水質の透明度がかなり上がっている。
おそらくは雪代が入ったりして水温が低下し、プランクトンの発生が少なくなったのが原因のようだ。フィールドはまさに冬本番の様相だ。
まずはセイゴから登場
そこで、まずは1匹をキャッチすることを目標に、ルアーを熟成アクア活メバルミノー1.6inchのパールシラス夜光カラーにデコイデルタマジックSVー51の2.5gを組み合わせたジグヘッドリグに変更した。
狙いは先ほど同様明暗の境目で、キャスト後にカウントを5~6を取り、中層をスローのタダ巻きで探ってみた。
何度か探っているとコンと何かが触れたので、反応のあった所より少し沖にキャスト。デッドスローで探ると、ロッドを握る手元に魚の重みが乗った。アワせると小気味良い引きが伝わってくる。
キャッチしたのは、セイゴクラスのシーバスだった。目標の1匹を達成してホッとひと息。
根魚狙いにシーバス40cm
続けて習うが、反応がないまま時間が過ぎていく。ここで狙いを根魚に変更。ジグヘッドを底まで沈めて、スローのタダ巻きで中層まで探る。
再び底まで沈めてリトリーブを繰り返していると、中層で手元に重みを感じた。アワせるとドラグを鳴らしてラインを出していく。良型のロックフィッシュか思い、少しずつ寄せてくると水面に出てジャンプを見せる。シーバスだ。しかもまずまずのサイズ。これはぜがひでもキャッチしたい。「もう暴れないで~」と祈りながらファイトし、ネットに収めたのは40cmオーバーだ。
見てみると、ルアーを丸のみしている。ルアーを引くスピードとレンジがドンピシャに合っていたようだ。われながら会心の一撃の1匹に大満足だった。