私のホームグラウンドでもある滋賀県の余呉湖へワカサギ釣りに出かけた。群れがとどまらず苦戦する時間もあったが、終盤に群れが止まるとフィーバー。5~8cmくらいの本命を120匹キャッチすることができた釣行をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
余呉湖でワカサギ釣り
前週は岐阜県の伊自良湖にワカサギ釣りに行ったが、それより前に降った雪の影響で冷たい水が入り込んだためか全く釣れなかった。不完全燃焼だったこともあり、ワカサギ釣りはリベンジに燃えていた。そこで選んだのは私のホームグラウンドでもある滋賀県の余呉湖。1月28日に釣行した。
今回は釣友の都築さんを誘ってみた。都築さんは、いつも海釣りメインでワカサギ釣りに行ったことがなかったので、付き合ってもらった。
当日は午前5時すぎに現地に到着。準備を進めていたころは曇っていたが、開場してしばらくすると雪が降ってきて、とても寒い日になった。
暗いうちは我慢の釣り
エサはアカムシを持ってきたが、暗くて見にくいし、寒さで手がかじかんでハリに付けることができない。
周りはポツポツと釣れており、エサを付けることも難しいなか焦りが出てきた。「初心者の都築さんの前でいいところを見せないと」という気持ちもある。しかし、日が昇ってきたら釣れると言い聞かせ、明るくなるのを待った。
明るくなると釣果上向き
やがて日が昇ってエサが簡単に付けられるようになるとワカサギが釣れるようになった。都築さんのバケツをのぞくと、私より数が釣れているようだ。
経験者のため最初に指南したあとは任せていたが、順調に釣り上げていたので感心した。
気温の上昇で群れとどまらず苦戦
時間がたつにつれて雪が曇りになり、その後、天気は晴天になった。気温の上昇とともにワカサギの釣果にムラができてきたようで、魚が釣れない時間が増えてきた。群れが来ても目の前でとどまることなくすぐに去ってしまうので数が伸びない。
食事したり、休憩したりという時間が増えるなか、昼近くに帰るという選択肢も出てきたが、管理人からもうすぐ群れが来るから帰らない方がいいと聞き、我慢の釣りを続けることになった。