伊藤さとしのプライムフィッシング。テーマは「グルテンセットの極意」。ウドンセット全盛の時代に、今一度この釣りを見直してみよう。今回は静岡県伊豆市にある早霧湖での実釣編。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース伊藤さとし)
ヒット続きイレパク状態も
冷え込みの影響か、開始30分ほどはアタリが出なかったが、ウキが動きだしてからは、ほぼ毎投のように動くようになった。ただし上ずり傾向もハンパなく、ナジミ途中でひったくられるようなアタリも数回あった。
そこで訂正エサ(両ダンゴのチョン掛け)を打つ。ヒットしたらすぐには取り込まず、しばらく底上付近で泳がせる。などしてナジミ幅を見ながら適時調整し、ポツポツカウント。
クライマックスは正午すぎ。まさにイレパク状態になり、この時のエサはもちろん両グルテン。『グルテン1』の集魚力が生きたのか、バラケを打たずともアタリが続いて、気づけばカウンターの数字は35枚となった。
冷え込んでも楽しめる
その後、おそらくはコイだろうが仕掛けトラブルがあった13時半に納竿。東名道の渋滞にハマることもなく、疲れを感じずに帰宅した伊藤だった。
真冬とは思えないウキの動きを見せる同湖。ウキの動きが恋しくなったら、ぜひ足を運んでもらいたい。それに今回のように早上がりなら、日帰り温泉に立ち寄るのも一興だ。何せ近くには、温泉地が山ほどあるのだから。
次回も「グルテンセットの極意」です。
<週刊へらニュース伊藤さとし/TSURINEWS編>
早霧荘