剱崎沖のイシダイ五目船に乗ってきました。剱崎沖は仕立て船でしか狙うことができない、かなりコアなこの釣り、釣り方を含めレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
最終釣果
その後は船中アタリが少なくなっていき、沖上がりの時間が近づいてきました。ポイントが港からすぐ近くということで、早々にクーラーボックス内の写真撮影をし、氷をまんべんなく魚にあてつつ沖上がりの準備をしていると、いきなりサオがズドン!最後にこの日2本目のイナダを確保しゲームセットとなりました。
クロダイ1匹(31cm)、イナダ2匹(48、54cm)、アジ15匹(22~26cm)。私自身、本命を釣ることは叶いませんでしたが、もうダメかと思われた終了1時間前に、仲間の手により1匹浮上し、船中大盛り上がりになった光景は正に仕立て船ならでは。もう、自分が釣ったかのような嬉しさでした。
塩イナダ
帰港後、船長が釣り以上に熱い口調?で勧めてくれた塩イナダ(塩ワラサ)という料理法。帰宅後もちろん作ってみました。
作り方は簡単。しっかり血抜きした(これ重要!)イナダに塩を適量ぬり、ビニール袋に入れて一晩冷蔵庫に入れておくだけ。
基本、頭もウロコも内臓も取らないそうですが、一晩より長く冷蔵庫に入れておく場合は内臓のみ取るそうです。この時の注意点は、皮目のみに塩を塗り、腹内部には塗らないこと。
1週間くらいは大丈夫と言っていましたが、我が家はお刺し身としゃぶしゃぶにして、翌日の晩に全て消費してしまいました。
イナダの身は適度な水分が抜け、脂分と旨味がしっかり凝縮され、少々飴色を帯びたモチモチのそれに変身。お刺身はもちろん、しゃぶしゃぶも絶品でしたよ!
イナダ(ワラサ)が釣れた時は是非試してみてください。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>