今週の関東ヘラブナ推薦釣り場【千葉県・豊英湖】

千葉県君津市にある豊英湖（豊英ダム）は房総の山間部にあり、千葉市の臨海工業地域に工業用水を供給している。長年に渡る放流が実を結び魚影は濃い。舟釣りで狙うが夏期は地ベラの活性が上がり本湖方面で面白い釣りができる。今回のポイント紹介は同湖愛好会でポイントを知る会員の入釣状況をリポートしてみた。

TSURINEWS編集部

2018年8月16日

釣り方とエサ

本日のタックル図

【浅ダナ】

盛夏の宙は浅ダナが主体。竿10～15尺でタナは1本半前後。タックル例は別図。
水面下に魚影が見えてカラツンが出始めても釣れない時はセット釣りにする。ハリス長は上10cm下50cmを基準にして食わせはウドン系。

ウキの動きを保てるのなら小バラケがよく、1投に対するバラケ質量の減少は打ち返しのリズムでカバーする。大バラケは百害あって一利なし。

【底釣り】

奥畑から上流と松節筋は堆積物が溜まり、水深が以前よりかなり浅くなっているが、底の状態は平坦で釣りやすい。狙いは雨後の濁りが入った時。夏場は両ダンゴが主体だが、濁りがあればグルテンも効く。

盛夏は本湖のカケアガリや岩盤の水中斜面を狙うが、増水傾向や曇天の時がタイミング的にはベスト。また本湖は、大型も狙える。

この場合は、両ダンゴだけでなくグルテンセットもよく、ぜひ冬場の倍程度の大きさでハリ付けしたグルテンエサの釣りを試してほしい。

＜山田　寛／TSURINEWS編＞

▼この釣り場について
豊英湖
舟代…￥3000（放流バッジ持参者￥2500）
富津館山自動車道君津ICを下りたら左折しひたすら直進。約17kg先の信号（直進.三島湖、左折.久留里、右折.館山）を右折。トンネルをくぐってすぐ左折（トンネルの途中から左折ウインカーを出すこと）

この記事は『週刊へらニュース』2018年7月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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