7月8日、北九州市門司区・門司港の、かつ丸の川峯船長に夜焚きイカ釣りの予約を入れると、まだ空いていたのでお願いをした。ベイトが浮いてきてからは多点掛け連発の楽しい釣りとなった。
イカの習性
ベイト(カタクチイワシ、小サバ)がイカに追われて浮きだす。それをさらに追ってイカも浮きだすと、海面下10mから肉眼で分かるところまで浮いてくることもある。
さらにイカはベイトを追って興奮すると赤色っぽく体色を変えて泳ぎ回って、ベイトを捕食している。
見ていると、捕まえたベイトを全部食べてしまうようなことはしない。全部食べようと時間をかけていると、ベイトの匂いに反応して次の捕食者フグやサワラ、青物などが今度はイカを狙って襲ってくるのだ。
イカはベイトの急所のところをかじってすぐに捨てている。
この日の釣果
この日は全員1回入れるごとにイカを2~5尾はスッテに乗せていたので、釣る人は3ケタの200尾は釣っていた。
左舷船尾の佐田さんはイカの30cm級を狙って海底近くを狙っていたが、それでも数も150尾は釣っていたようだ。左舷ミヨシの左右田さんは型より数を目的に釣り200尾の釣果を出していた。
川畑さんは左舷胴の間で、イカ釣りは初めてのようで仕掛けを絡ませていたが、少しアドバイスをすると順調に数を伸ばし、3ケタに近い数を釣っていたようだ。
常連の辻元本さんは目標の数釣りはできなかったようだが、それでも3ケタ近くは釣っていたようだ。
イカは夏イカ主体だが、まだまだ数釣りができそうなので、早めの釣行がお勧めだ。
夏の日照が続くとイカの乗りも悪くなり、次第にイカは沖に出ていく。
なお、同船では夜焚きイカのほか、タイラバ、イサキ釣りなどもあるので確認をして予約を。
<週刊つりニュース西部版 APC・飛高宏佳/TSURINEWS編>
かつ丸