全日本サーフキャスティング連盟のメインイベントのひとつ《全日本カレイ選手権大会》が、日本全国会場で同時開催された。ここでは、私が参戦した山口県の柳井会場をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・小池 勝)
全日本カレイ選手権大会
私が所属する全日本サーフキャスティング連盟のメインイベントのひとつ《全日本カレイ選手権大会》が、日本全国会場で同時開催された。私は、通いなれた山口県の柳井会場にエントリーした。
いつもの年なら、午前5時の受け付けを済ませての出発だが、コロナ感染予防の観点から、受け付けなしの5時サオ出しの異例の開催となった。
私は岩国市と柳井市の境界にある、文字通り《相地》に入釣。午前5時にサオ出しOKだが、この釣り場、暗いうちは足元が悪いので、薄明るくなるまで車の中で待機。
当日の仕掛け
仕掛けは、2本ヨリにしたモトスを真っすぐなまま持ち運ぶには釣具店で余ったソリッド穂先用の空ケース(細い筒状)をもらい、それに入れている。モトスとハリスを別々にして釣行すると、クルクル巻いておくよりモトスが真っすぐなので絡みにくいのでは思っている。
また、1本バリが切れた場合、下図の8の字結びのところから切り捨て、新しいハリ付きハリスを結べばモトスの消耗も少なくて済む。モトスにハリスを結ぶときは2本束ねて8の字結びにする。
朝の時合に本命ラッシュ!
6時すぎに釣り場に出て、肉眼でエサづけできる6時15分に開始。3本投げ終えてすぐに心地よいアタリでマダイの38.2cm、すぐ隣のロッドにサオ先を押さえ込むカレイ特有のアタリ!
釣れたマダイはそのままにロッドを手に取ると32cmのマコガレイ。マダイとマコガレイのハリを外していたらまたアタリでマコガレイ31.6cmとチヌ28cmのダブル、忙しくて足元がふらつく。6時20分から45分の間の出来事だった。
それからしばらくキュウセンの22~23cmの入れ掛かり。
7時30分、久々のカレイのアタリでマコガレイ36.5cmが釣れたが、その後もキュウセンがサオ先を揺らすだけ。
10時50分の満潮前後を期待したが、思うような釣果はなく、マダイの28cm、チダイの27cm、チヌの29cmが釣れただけ。
引き潮に入ると、右手大島大橋方向に流れる潮で根掛かり連発。
大会の審査時間は午後2時から3時だが、もう釣る気にもならず11時50分に納竿。お目当ての魚が釣れたのは、開始の6時20分から7時30分の、わずか70分だけだった。