磯釣りの厄介者として扱われるウツボ。見た目からは、予想もつかない絶品料理に変身するうえ、余すことなくおいしく食べる方法がある。今回は「ウツボの唐揚げ」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
揚げ方のコツ
ハサミでカットしたウツボは、まず霜降りにする。その後しっかり水気を切り、片栗粉をまぶして揚げる。霜降りにすることで、揚げる時に油が跳ねないので、ここはしっかり覚えておきたい。
揚げ方のコツは、身と皮ともに2~3分。身はカリッと揚がり、皮はグニャッとしている。皮はコラーゲンの固まりなので、揚げ過ぎると流れてしまうので注意してほしい。揚げたあとは、すぐに塩・コショーを振る。熱いうちは味が染みやすい。
女子に人気のチュッチュ
最後は頭と尾っぽの調理法。残った部位(頭と尾)は鍋に入れてゆでるのが速くてラク。沸騰してグツグツと10分ほど炊けばOK。これを少し冷まし、ポン酢をかけてしゃぶりつくようにして食べる。まるで豚足を食べているようだ。
最近は若い女子に人気があるそうで、「ウツボのチュッチュ」と呼ぶ専門店もあるとか。コラーゲンたっぷりなので、体にいいこと間違いなし。ぜひ試してほしい。
<松田正記/TSURINEWSライター>