滋賀・野洲川のアユは、今年は琵琶湖からの天然遡上が豊富で、しかも型がいいと聞いて6月29日に出かけた。途中ニゴイの襲撃に合って仕掛けを複数失うも、見事な釣果を手にすることが出来た。
フィールドに合わせた仕掛け変更
最初のうちは3本イカリを使っていた。掛かりは少し遅いが底掛かりが少ないし、オトリの動きがいいからイトを緩めて釣る泳がせ釣りには有効なのだが、「試しに…」と4本イカリにかえてみた。
一発だった。
オトリがなじんで目印を立てたらすぐギラリ、ビューン。タモを刺す暇がない。
底掛かりをする間もないのだ。
それなら「勝負が早いほうがいいかな」と、目の前で勝負する時には4本イカリ、カミ飛ばしで泳がせる時には3本イカリ、と使い分けた。すると、入れ掛かりのペースが落ちずにずっと釣れ続いた。
巨大魚の襲撃
いいことばかりではなかった。掛かったアユを引き抜くときに時間がかかると、ガバッと大きな波紋が出てドカーンッとひったくられる。巨大なニゴイの襲撃があるのだ。
水面下でギラリと鈍く光るニゴイの魚体は、優に70~80cmはあるだろう。それも、オトリを反転させたときや掛かりアユが水面で暴れたときに襲われるから、びくびくしながらの釣りになった。
この日の被害(?)は7回だったから仕掛けを大量に消費した。