釣りが大好きな女性が沖縄離島ひとり旅を満喫。短期間で釣りも観光も楽しめちゃうのは小さな離島ならでは。「あれもこれも楽しむ」をテーマにした欲張り旅の様子をお届けします。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・佐藤理)
南国らしい「くちなじ」登場
最初に釣れたのは、くちなじ(イソフエフキ)。沖縄では食用魚としてポピュラーで、とっても美味しい魚とのこと。持ち帰れないのが残念でした!
その後は、スイミングでは反応が薄いので、ウェイトを30gくらいにして、ボトム中心に探ってみることに。
ハタ類も顔出し
沖縄の魚はトルクがあり、ヒットしたと思ったらすぐに根に潜られてしまうという場面も。「ドラグは強めで、ヒットしたらゴリ巻きね!!」と船長。
その後は、アカハタやバラハタが顔を見せてくれました。浅場では、20g前後のハードルアーでもあかじん(スジアラ)等の大物が釣れるとのことで挑戦してみるも、思うようにアタリは出ません。
大物不発で再挑戦誓う
あっという間に帰りのフェリーの時間が迫り、「最後のひと流し、大物狙おう!」と移動。水深15m前後のポイントで、大物の実績があるポイントとのこと。ここでは、30g前後のメタルジグで5mくらい誘い上げながら、フォールでボトムを狙います。すると……「大物の反応出てるよ!!」と興奮気味の船長。どうやら、シャクっているジグに反応してジャレるようにジグを追いかけている様子。
必死に誘いましたが、なかなかバイトしてくれず……残念ながらタイムアップとなりました。最後、ジグに反応してくれた大物の正体が気になりますが、それは次回のお楽しみに取っておきたいと思います♪
「きょうはちょっと渋かったね。これからティップランで5~6kgクラスのアオリイカも狙えるから、また是非遊びに来てね。」と船長。
帰りは、伊江港まで船長がお見送りしてくださり、釣りスタイルのままバタバタとフェリーに乗り込み、後ろ髪引かれながら、伊江島へ別れを告げたのでした(島猿丸 090-6857-5549)。
島人の優しさに癒される
島がコンパクトで、どこへいくのも短時間で移動できるので、ギリギリのギリギリまで、観光や釣りを満喫することができ、満足の旅となりました。なにより、島で出逢ったすべての人が本当に優しくて親切。行く先々で歓迎して下さったことが本当に嬉しかったし、女性一人でも安心して過ごせました。
なかなか旅行など外出しづらく、会話はリモートが多い昨今でしたが、初対面にも関わらず、島の皆さんと交わす挨拶や笑顔には心から癒され、たくさんの元気をチャージすることができました。この気持ちは、何にも代えがたい価値を感じます。
帰る頃にはすっかり愛着が湧いてしまった、あったかい島 伊江島。今回の旅で出逢った皆さんに再会しに、いつかまた島に帰りたいなと思います。
小さな島ながら釣り場や観光スポットがギュッと詰まっているので、1泊2日でも、欲張りに島の魅力を感じることができます。ぜひ、一度出かけてみてはいかがでしょうか。
※取材協力:一般社団法人伊江島観光協会0980-49-3519へお問合せください。