『スーパーライトショアジギング』超入門 釣行前に調べるべき事前情報

『スーパーライトショアジギング』超入門 釣行前に調べるべき事前情報

スーパーライトショアジギングでは、釣行前に考えることがいくつかあります。回遊情報に、光量がどうかを事前に調べておく必要があります。今回はSLSJ釣行前ルーティーンを紹介しましょう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

アバター画像
井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

×閉じる

ショア ソルトルアー

まずは回遊情報を得る

小型ならばアジ、サバ。小型青物、そしてタチウオなど、SLSJのターゲットは基本的に回り物です。回遊魚は、そこにいるかどうか、が最重要です。回遊がないときにはまったくの無なので、前情報がない場合には、期待が持てません。

そして回り物の情報はシークレットにされていることが多いです。人気の釣りなので、大体の人は隠したがります。その一方、メジャーな釣り場(たとえば、大阪南港周りではシーサイドコスモやかもめ大橋)では、わりと脇も甘いところがあるというか、本来シークレットにされがちな回遊の情報も飛び回っています。

よって、自分が釣るピンポイントでココという場所に回遊情報がなくても、他の有名どころから離れた場所で狙うこともできます。

自分で投げてみて魚の反応を見るのも、もちろん一つのやり方です。また、回り物の情報に一番詳しいのは間違いなく釣具店のスタッフさん。メタルジグをひとつ買うかわりに、聞いてみるといいでしょう。

『スーパーライトショアジギング』超入門 釣行前に調べるべき事前情報魚が釣れるかどうかは情報が命(提供:TSURINEWSライター井上海生)

気象情報では「光量」を意識

天候。これも大事な部分です。釣行前ルーティーンとして、たとえば大雨ならば行ってはいけません。小雨くらいなら大丈夫?しかし、雷雨が絡むと危険。釣りにはいけません。

幸い雨は降っていなくても、気象情報で甘く見られない部分は、「曇り予報」です。曇天の空だと、特に夕マヅメ近くなると、メタルジグの効力が弱ります。「光量」がキー。

メタルは海中に光が溢れている状態か、海中に光が差し込んでくる朝マヅメなどが効きやすいので、晴れ予報、曇りでも晴れに向かう予報が理想的です。

『スーパーライトショアジギング』超入門 釣行前に調べるべき事前情報光が効いてくる前に血抜きの準備(提供:TSURINEWSライター井上海生)

風予報はどうなの?

ライトゲームでは風予報も見逃せません。というか、もっとも大事な情報です。

しかしある程度の重さがあるメタルジグをライトラインで運用するSLSJでは、多少の風やシケはメタルジグそのものの重さで影響を低減できます。キャストの距離やアキュラシーは落ちますが、風速5m程度までは、なんとかなるでしょう。

もちろん潮回りも意識

釣りの大前提、前情報として潮回りも当然見なければならない部分です。大潮回りが釣れやすいと一般的には言われます。ただ大潮はクセモノでもあります。大潮初日はサッパリということもありますし、大潮の上げが思いっきり効いた水深のある海では、軽いメタルでは底がとれません。

そのため、中潮、小潮の上げというのも、ひとつの良好な条件となります。ちなみに回遊魚は上げで入ってきて、下げで出ていくので、タイミングも見極めて釣りましょう。

次のページではエントリーと引き際について紹介