瀬戸内海の播磨灘でもメーターオーバーや10kg超を狙えるのが、秋から冬の青物です。今回はマイボートでジギング釣行し、メジロ2匹にハマチをキャッチした釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
ハマチ&メジロ連釣
そして、潮上に戻り2回目。同じように食って来たのは、レギュラーサイズのハマチ。うれしい2匹目です。
さらに、3回目の流しでも食ってきました。良く引くメジロで、強引が楽しいです。少し間が空き、4回目のアタリは、メジロでしたが残念ながらのハリ外れでバラしました。
スローフォールで好食い
ワンピッチジャークがジギングの基本ですが、私はスロー系のようなフォールを多用する場合が多く、今日はすべてフォールで食ってきました。巻き上げでガツンとくるアタリもおもしろいですが、フォールでフワッとなるアタリにアワセを入れるのは、痛快で好みの釣りです。
さて、最後のバラシで運が尽きたのかアタリが止まりました。1時間ほど時合いがあったようで、もうすぐに10時になろうとするのを機に沖上がりとしました。まあ、3匹ですが、狙い直したポイントで釣ったのは満足です。
メジロの腹身は美味い
イワシをたっぷりと食べて脂が乗り太ったメジロは、とてもおいしいです。1匹ごとに血抜き処理もできているので、青物独特の臭みもなくなります。イケスでまとめて後で血抜きをするより、その手間時間は時合いに1、2匹くらい少なくなるかもしれませんが、青魚とは思えない刺身や寿司ネタとして抜群のおいしさを作れます。
この身は、普通の切り身も良いのですが、皮をつけたまま炙った「炙り」は、皮の下の脂と旨味がさらに凝縮され、口に入れて三口噛むと笑いが止まらなくなります。
何時間か前まで明石沖を高速で泳いでいたメジロですから「こりゃうまい」です。このおいしさとあの強引が、引き付けてしまう青物釣りは、年内の楽しみです。
青物ジギングゲームのハイシーズンが始まりました。ジギングのゲーム感覚での駆け引き、そしてこんな身近な海で味わえる大物の引きは、秋から初冬を魅了します。乗合船もジギングやノマセで数多く出ていますので、釣りましょう。
<丸山明/TSURINEWSライター>