陸っぱりフカセ釣りで91cmマグロ獲った 20分間の死闘を制す

陸っぱりフカセ釣りで91cmマグロ獲った 20分間の死闘を制す

陸っぱりのフカセ釣りでマグロを狙う。そんなロマンあふれる釣りへ行ってきました。昨年は本命不発でリベンジ案件でもあります。果たして結果は?

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター多賀英二)

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多賀 英二

フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。

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フカセ釣りでマグロを狙う

マグロシーズン真っ只中ということで山口県萩市見島のケーソンにマグロ釣りに行きました。マグロと言っても様々で、”クロマグロ”、”キハダマグロ”、”コシナガマグロ”他にも数種類ありますが、今回は”コシナガマグロ”をターゲットに釣行しました。

マグロ釣りと聞くと、船からのトローリングのような豪快なタックルで挑む派手な釣りのイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?今回は強靭なフカセタックルでショアから狙いました。

昨年も挑戦し、その時はヒラマサやショゴなどの小型の青物が釣れ、マグロの顔見ることができませんでした。そんなこともあり今回はより期待を込めてリベンジに燃えました。マグロは時速160kmで泳ぐと言われており、普通の回遊でも20~40kmで泳ぐので「どんな引きをするのか」というワクワクが釣行前から止まりませんでした。

マグロ狙いフカセタックル

当日のタックルは規格外のパワータックルを組みました。サオはアルデナ遠征5号5mにリールがレマーレ8000DにミチイトはPEラインの4号を300m、ショックリーダーとして10号のナイロンラインを5mにハリスはフロロカーボンの18号を使用。ウキはデージでハリはマグロバリを使用しました。タナは2ヒロ~サオ2本の間をウキ止めをつけて探りました。

陸っぱりフカセ釣りで91cmマグロ獲った 20分間の死闘を制す用意したタックル(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

マグロ狙いのエサ

さしエサとまきエサは共にボイルを使用しました。まきエサは10角持って行き、遠投が必要になればホワイトパワーを混ぜ遠投力をあげました。まきエサは海中でまきエサのカーテンを作るイメージでパラパラと定期的にまきました。

毎投5杯ほどまき、仕掛けを流している時や回収前にもまきました。さしエサの付け方は一尾掛けと二尾掛けを使い分けました。

陸っぱりフカセ釣りで91cmマグロ獲った 20分間の死闘を制す準備したエサ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

期待の朝マヅメは不発

釣り場に到着し、まずは期待の朝マヅメです。潮は止まっており、ショゴなどの小型のエサ取りが沖まで出ていて、すぐにエサが取られる状況でした。遠投一本に絞り、ひたすら沖を攻めました。

朝マヅメも終了し、午前7時……エサ取りが散り、さしエサが残って帰ってきました。潮も全く動いておらず状況がますます悪くなったなと思い、数投してダメならハリスを12号に落とそうと思っていました。それまでと同じようにエサが残るところに仕掛けを入れ、オープンベールで待っていると、その時は突然来ました。

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