陸っぱりのフカセ釣りでマグロを狙う。そんなロマンあふれる釣りへ行ってきました。昨年は本命不発でリベンジ案件でもあります。果たして結果は?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター多賀英二)
待望のマグロヒット!
「ラインが一瞬張ったな」と思った次の瞬間に一気に魚が走り出しました!初めは型のいいヒラマサかなと思いましたがスピードが落ちるどころかどんどん増していきます。「これはマグロだ!」と思い、走りが止まるまで様子をみました。
マグロ釣りはファーストランでラインブレイクすることが多いと聞いていたのでドラグを緩めにしていましたが、ドラグだけでは追いつかずレバーブレーキも使いながら強烈走りに耐えました。200mほど出たところで走りも収まりドラグを締めて寄せに入りました。
やり取りは長期戦に
なかなか頭を釣り座側に向けてくれず寄ってきません。体を横にして平打ちするような「ゴンッ!ゴンッ!」という重たい引きが手元まで伝わってきます。寄せては「ジリジリ」っとラインが出て行き、これは長丁場になると思い、ゆっくり焦らずやりとりをしました。
竿尻を体に当て、両手で持って体重を乗せてやりとりをしていると、残り50m付近まで寄ってきました。手が痛くなり早く上げたいところです。しかし思うようには行ってくれず、右に左に横走りを繰り返し抵抗します。魚も疲れてほぼ水面まで浮いてきたので最後の追い討ちをかけました。10m先でヒレが見えました。”マグロ”です。
91cm8.59kgコシナガマグロ!
興奮を抑えつつ最後まで大事にいきました。そして見事キャッチ成功!20分近く格闘して勝利しました!91cm、8.59kgのコシナガマグロでした。2回目のチャレンジでマグロを手にすることができ大満足の釣行となりました。
カゴ釣りでも釣果あり
当日は他の磯でも6~14kg前後のマグロがカゴ釣りで上がっていました。今はマグロが接岸しているので大チャンスだと思います。フカセ釣りにこだわらずカゴ釣りで釣行すれば、潮が通さない時でも広範囲に攻めれるので数釣りも狙えると思います。他魚にはない強烈な走りと引きをする”マグロ釣り”に挑戦してみてはいかがでしょうか?
<多賀英二/TSURINEWSライター>
見島