神奈川県の野島防波堤へライトゲームに出かけました。目指すは30cmオーバーの尺カサゴ。序盤から順調にヒット続き、トータル17匹のカサゴと対面できた釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターアングラー「K」)
沖堤防での釣り
私は陸っぱりのライトゲームを中心に楽しんでいますが、最近は釣りブームということもあり至るところ釣り人だらけ。そして釣り人の増加に伴い釣り禁止の場所も増え、なかなか堂々と釣りをすることができない環境になってきています。
そこで、最近は手軽に釣果が期待できる沖堤防を利用することが多くなってきました。沖堤防とは陸から徒歩などで行くことができない海に浮かぶ堤防のことです。船で堤防に下ろしてもらいそこで自由な釣り方で釣りを楽しめる、沖に出ているのに陸っぱりという状況が楽しめます。
また、短時間とはいえ船での移動時間もレジャー感覚で楽しいですし、船釣りと違って酔うこともない。そして、釣果も期待できるんです。
野島防波堤
私が最近利用するのは横浜市にある「野島防波堤」です。ここは神奈川県横浜市のシーサイドライン野島公園駅の近くにあり、(株)村本海事さんから船に乗せてもらいます。料金は日中4000円、半日3000円、夕マヅメのみ2500円、半夜(夕マヅメ込み)3500円という設定です。※夏季と冬季があるので詳しい時間はHPで確認してください。
クロダイやシーバスの実績が高く昔から愛されている堤防であり、それに加えてカサゴやソイ、メバルの魚影が濃く、ルアー愛好者にとっても天国です。※特にカサゴは定期的に稚魚放流が行われていて抜群の魚影の濃さです。
またルアーでの対象魚としては時期にもよりますが、その他にヒラメ、マゴチ、アジ、アイナメ、アオリイカなども狙えます。※クロダイ、ヒラメも稚魚放流されています。なお、堤防は以下の構成となっています。
野島沖堤防でライトゲーム
私が今回行ったのは緊急事態宣言が明けてすぐの10月2日(土)、天気は台風通過後の晴れ、潮回りは若潮の満潮から満潮に向けて。時間帯は午後3時30分から20時30分までの「半夜」と呼ばれるコースでした。
船着き場から15分ほどで目的地の通称「ハナレ」に到着。7ftのウルトラライトのベイトロッドにフリーリグをセットし釣り開始。いつものことながら釣り始めの第一投は期待でドキドキします。
でも、あれ?全然アタリがない……。ちょっと先行きに暗雲が……。ここは堤防の3~5m先から砂地のようで根魚のアタリが極端に減ります。だからちょい投げして堤防の基礎部分の根を中心に丁寧に探るのがキモです。