よく釣れるかわりに結構高いタングステンジグヘッド、自作できるって知っていました?今回はバラバリとタングステンビーズを使った自作方法を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
自作に必要な道具
製作にあたりいくつかの道具が必要となってくるが、そのほとんどが100円ショップで手に入るという点がうれしい。タングステンジグヘッドを接着する際、ハンダ付けを行うかUVレジンで接着するか2通りの方法があるが、UVレジンで接着する場合では紫外線ライトを使用するなど初期投資のコストが大きいのでハンダ付けでの方法で説明しよう。
ハンダ
まず必要になってくるのが ハンダごて とハンダである。ハンダごてはおおよそ300円前後で販売されている。ハンダはヤニ入りのもので出来るだけ細いものが使いやすい。
モンキーレンチ
続いてモンキーレンチを用意する。これはジグヘッドを固定する台座がわりにする。万力等で固定する方法もあるが、コストを下げるという点でモンキーレンチを使用している。
その他
その他用意すべきものとして、ハンダごてを置くための蒲鉾板や余分なハンダを落とす水を含んだスポンジを用意しよう。また、必ずペンチも用意したい。
作成の際の注意点
作成する上で先ず注意すべきことは火傷である。不用意にハンダごてに手を触れたりできたてのジグヘッドを指でつまむと火傷につながるので要注意である。必ずできたジグヘッドはペンチで挟み、濡れたスポンジの上で冷やすようにする。
また、タングステンビーズにもハンダが流れやすいものとそうでないものがある点にも注意が必要だ。大手通販サイトで販売されているものでは無塗装のものや黒塗装がしてあるものはハンダを弾いてしまうことが多く失敗に繋がりやすく、通常金色のタングステンビーズが一番ハンダを弾かずにスリットに流し込むことができる。ハンダを弾きやすい無塗装や黒塗装のものもホームセンター等で手に入るフラックスを塗ることで幾分かは流しやすくなるが、初めて作成する時は金色のタングステンビーズで作ることを勧める。