「おかまり」の愛称で親しまれる岡田万里奈が、水上バイクなどを運転できる特殊小型船舶操縦士免許試験に挑戦。見事に一発合格した。
(アイキャッチ画像提供:BRPジャパン)
岡田万里奈が水上バイク免許取得
「おかまり」の愛称で親しまれる女性アングラーの岡田万里奈さんが、今年8月に水上バイク免許を取得しました。
挑戦の様子は「岡田万里奈が特殊小型船舶操縦士免許に挑戦 1日コースで合格なるか?」にて確認いただけます。今後はもちろん水上バイクフィッシングを楽しむ予定ですが、その準備段階としてまず彼女が受講したのが「東京港・湾・河川・水上オートバイ安全航行推進プロジェクト(TPSP)」の安全講習会でした。
TPSPの安全講習会
水上バイクの販売店やマリーナ、レスキュー団体などが中心となり2014年に発足したTPSPは、「東京ベイエリアで水上バイクがいつまでも楽しめるように」という活動理念のもとユーザーのマナーアップに取り組んでいる団体です。当該水域における水上バイク航行マップや自主ルールの作成でユーザーへの注意喚起と意識改革を促し、さらに2015年3月からは「TPSP安全講習会」もスタート。首都圏を中心に関東近郊への出張講習もおこない、現在までの受講者数(会員数)は5600名を超えるそうです。
事故事例に衝撃
TPSP安全講習会では「海上衝突予防法」や「海上交通安全法」といった水上の法令について改めて学ぶとともに、航行する際に注意が必要な水域や周囲への配慮が必要な水域といった、東京ベイエリアならではのローカルルールも学ぶことができます。これから当該水域で水上バイクに乗る予定のひとにとっては、とても役に立つ内容といえるでしょう。岡田さんも「事前に受けておいて本当によかったです」といい、なかでも事故事例に関する講義には衝撃を受けたそうです。
「海外の事故動画も観させていただきましたが、一瞬ですごいケガに繋がってしまう……。本当に命の危険が伴うことを、いつも意識しなければいけないと改めて感じました」。
東京ベイエリアのローカルルール
東京ベイエリアのローカルルールを知らないユーザーが無自覚に違反していることについても学び、「事前にどのような情報を得てから海に出なければいけないのか、わかっていなかった部分も多かったので、気づかずに違反をしてしまう前にこのような機会をいただけてよかったと思います」と安堵の表情。
たしかに彼女が言うとおり、徐行が必要な水域やひき波の影響、他のマリンスポーツ愛好者との距離感など、水上に出てから身をもって実感することも多々あります。それを事前に予習できたことで、実際に体験したときの対応もかわってくるはず。そうした積み重ねが、水上バイクのマナーアップにも繋がっていくのではないでしょうか。